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新型RAV4の価格とグレード比較|装備差と選び方を徹底解説

こんにちは、RAV4 SIGHTのりょうです。

新型RAV4が気になって価格表を見たものの、「ZとAdventureは何が違う?」「PHEVのZに600万円を出す価値はある?」「GR SPORTは見た目だけのグレードなの?」と迷っていませんか。

2026年の新型RAV4は、従来型よりグレード構成がかなり分かりやすくなりました。一方で、HEVとPHEVで選べるグレードが違い、価格差も大きいため、単純に上級グレードを選べば満足できるというものでもありません。

私は50系RAV4のガソリン4WDに乗っていますが、RAV4はカタログの装備表だけでは決めにくいクルマだと感じています。普段の街乗り、家族での移動、雪道、キャンプなど、使い方によって欲しい装備が変わるからです。

先に結論を言うと、快適性と日常性を重視するならZ、アウトドアらしさならAdventure、PHEVの走りと給電性能まで欲しいならZ、さらに操縦性までこだわるならGR SPORTが候補になります。

この記事のポイント

  • 2026年新型RAV4の価格と全グレード
  • Z・Adventure・GR SPORTの装備差
  • HEVとPHEVの性能や費用の違い
  • 使い方別に向いているグレード

新型RAV4の価格一覧

まずは、2026年8月時点で販売されている新型RAV4の価格を見ていきます。新型はHEVとPHEVに絞られ、国内仕様では4つの選択肢から選ぶ形です。

全グレードの車両価格

グレード 方式 駆動 価格 WLTC燃費 EV走行距離
Adventure HEV E-Four 4,500,000円 22.9km/L ―
Z HEV E-Four 4,900,000円 22.5km/L ―
Z PHEV E-Four 6,000,000円 22.2km/L 151km
GR SPORT PHEV E-Four 6,300,000円 21.5km/L 145km

最新のメーカー希望小売価格やグレードごとの詳しい装備については、トヨタ公式サイトのRAV4価格・グレード情報でも確認できます。

メーカー希望小売価格は450万円から630万円です。最も安いAdventureと最上位のGR SPORTでは180万円の差があります。

ただし、ここに登録諸費用、税金、販売店オプション、メーカーオプション、ボディカラーなどが加わります。車両本体価格だけを見て予算を決めると、実際の見積もりで想定より高くなることがあります。

価格や装備、減税・補助金は変更される可能性があります。購入時の正確な情報はトヨタ公式サイトや販売店で確認し、支払総額は必ず正式な見積書で確認してください。

HEVは450万円から選べる

購入価格を抑えながら新型RAV4に乗りたいなら、まず候補になるのは450万円のAdventureです。Zは490万円なので、その差は40万円。どちらも2.5Lエンジンとモーターを組み合わせたHEVで、E-Fourを採用しています。

つまり、HEVでは「安いグレードだから走りの基本性能が大きく劣る」という選び方ではありません。40万円の差を、Zの快適装備に払うのか、Adventureの専用デザインを選ぶのかがポイントです。

50系ではガソリン車を価格面から選ぶこともできましたが、新型の国内ラインアップではHEVが入口になりました。私のように50系ガソリン4WDから新型へ乗り換える人は、車両価格だけでなく燃費、動力性能、装備内容までまとめて比較したいところです。

PHEVは600万円から

PHEVはZが600万円、GR SPORTが630万円です。HEVのZとPHEVのZだけを比べると110万円の差があります。

この差は単なる燃費装備ではありません。PHEVは外部から充電でき、Zで151km、GR SPORTで145kmのEV走行距離が設定されています。さらにシステム最高出力は242kW、329PSまで高められており、RAV4の中でも走りを重視したパワートレインです。

なので「ガソリン代を節約するためだけにPHEVを買う」という考え方だと、価格差の大きさが気になるかもしれません。PHEVはEV走行、加速性能、給電、充電できる生活環境まで含めて価値を判断するグレードです。

2026年新型RAV4の特徴

新型RAV4は6代目にあたり、日本ではHEVが2025年12月、PHEVが2026年3月に加わりました。グレード数をむやみに増やすのではなく、用途が分かる構成になったのが特徴です。

ガソリン車は国内設定なし

2026年8月時点の国内向け新型RAV4は、HEVとPHEVで構成されています。50系にあった2.0Lガソリン車を新車で選ぶ構成ではありません。

ここは旧型から乗り換える人にとって大きな変更です。ガソリン車は仕組みが分かりやすく、車両価格を抑えやすい良さがありました。一方、新型は電動化を前提にし、日常の燃費とモーターによる加速、E-Fourによる四輪駆動をひとまとめにしています。

新車価格を少しでも下げたいからガソリン車を選びたい、という場合は新型だけでなく50系の中古車も比較対象に入ってきます。新型と旧型では価格帯がかなり違うため、予算を先に決めてから探す方が選びやすいでしょう。

全車E-Fourになった

国内仕様は4グレードともE-Fourです。前輪をエンジンとモーターで駆動し、必要に応じて後輪をモーターで駆動する電気式4WDで、新型HEVでは前後輪の駆動力配分を100:0から20:80の範囲で制御します。

さらにTRAILモードとSNOWモードが用意され、悪路や雪道でタイヤが空転したときの脱出や安定した発進を支援します。

私は雪のある地域で50系4WDを使っていますが、SUVを選ぶときは「4WDだから安心」とだけ考えないことも大切です。雪道ではスタッドレスタイヤの状態、速度、車間距離の方が安全に直結します。E-Fourは発進や駆動力配分を助けてくれる装備であり、滑らない魔法ではありません。

2.5Lハイブリッドを採用

HEVは2.5L直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせ、システム最高出力177kW、240PSを発揮します。大柄なSUVを動かすには十分な出力があり、発進時からモーターの力を使えるのが特徴です。

WLTCモード燃費はAdventureが22.9km/L、Zが22.5km/L。数値上の差は0.4km/Lなので、燃費だけでAdventureとZを決める必要はないでしょう。

実際の燃費は気温、渋滞、エアコン、暖房、走行距離、タイヤなどで変わります。特に冬は暖房や暖機の影響を受けるため、カタログ値をそのまま年間の燃料代計算に当てはめない方が現実的です。

Zの特徴と向いている人

Zは新型RAV4の中で、街乗りの快適性と上質さを重視した中心的なグレードです。HEVとPHEVの両方に設定されているため、電動方式を選んでも「Zらしい快適装備」を選びやすくなっています。

快適装備を重視したグレード

Zではカラーヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラーが標準装備です。前方を見ながら必要な情報を確認しやすく、荷物を高く積んだときでもデジタルインナーミラーで後方を確認できます。

さらに左右独立温度コントロールのフルオートエアコン、前席のシートベンチレーションなど、日常で体感しやすい装備が用意されています。暑い日のシートベンチレーションは、スペック表では地味に見えても、一度慣れると欲しくなる装備です。

HEVのZは18インチアルミホイールが標準で、20インチはメーカーオプション。PHEVのZは20インチが標準です。同じZでもパワートレインによって足元の仕様が違うので、見た目とタイヤ交換費用の両方を確認しておきたいですね。

街乗りと家族利用に合う

私なら、通勤、買い物、家族での遠出を中心に使う人にはZから考えます。理由は、毎日触れる部分の快適装備が充実していて、アウトドア専用の見た目やスポーツ走行に予算を振りすぎていないからです。

RAV4は荷室が広く、チャイルドシートを使う家庭でも候補になりやすいSUVです。家族で使う場合は、加速性能の差よりもエアコン、シート、乗降性、荷物の積みやすさといった日々の小さな便利さの方が満足度につながることがあります。

◆りょうのワンポイントアドバイス

グレード表では「標準」「オプション」の違いばかり見てしまいますが、毎日使うクルマなら、暑い日や寒い日に体感する装備を優先すると後悔しにくいですよ。私はRAV4を日常で使っているからこそ、派手な装備より毎回触れる装備の差を見ます。

Adventureの特徴と向いている人

Adventureは450万円で、新型RAV4の中では最も価格を抑えたグレードです。しかし「廉価版」というより、アウトドア方向へ個性を振った別キャラクターと考えた方が分かりやすいでしょう。

専用外装でSUV感が濃い

Adventureは専用のフロントまわりやマットグレーメタリック塗装の18インチアルミホイール、LEDフロントフォグランプ、専用グレードマークなどによって、Zよりタフな見た目に仕上げられています。

ボディサイズもZとは少し異なり、HEVのAdventureは全長4,620mm、全幅1,880mm。HEVのZは全長4,600mm、全幅1,855mmなので、Adventureの方が20mm長く、25mm広くなります。

数センチの違いですが、日本の狭い駐車場では全幅1,880mmを意識する場面があります。自宅駐車場やよく使う立体駐車場に余裕がない人は、デザインだけで決めず実寸を確認してください。

アウトドア用途と相性がいい

ルーフレールが標準装備され、純正カスタマイズでもアウトドアを意識した用品が用意されています。キャンプ、釣り、スキー、スノーボードなど、クルマを道具として使う人にはAdventureらしさが分かりやすいです。

一方で、HEVのZより40万円安いからAdventureを選ぶ、という決め方だけだと注意が必要です。Zに標準の快適装備の一部はAdventureでは同じ構成になりません。装備を追加していくと価格差が縮まる場合もあります。

Adventureは「安いZ」ではなく、SUVらしい外観と遊び方を優先する人向けと考えると選びやすいですよ。

PHEVのZは何が違うか

同じZでも、HEVとPHEVでは価格と性能が大きく違います。600万円という価格だけを見ると高く感じますが、PHEVは「上級HEV」ではなく、使い方そのものが変わるモデルです。

EV走行151kmに対応

PHEVのZは、国土交通省審査値でEV走行距離151kmです。毎日の通勤や買い物がこの範囲に収まり、自宅でこまめに充電できるなら、日常の多くをエンジンを使わずに走れる可能性があります。

ただし、実際に走れる距離は気温、エアコン、暖房、速度、勾配などによって変わります。151kmを毎回保証する数値ではありません。

長距離ではバッテリー残量が減ってもハイブリッド車として走れるため、BEVのように充電残量だけを頼りに移動する必要はありません。日常はEV、遠出はHEVという使い分けがPHEVの分かりやすい魅力です。

329PSの走りも魅力

新型PHEVのシステム最高出力は242kW、329PSです。これは環境性能だけを目的にしたモデルではなく、加速性能もRAV4の魅力として前面に出した仕様です。

高速道路への合流や追い越しでは、アクセル操作に対して余裕のある加速が期待できます。だからこそ、PHEVを検討するなら「燃料代がいくら減るか」だけで判断するのはもったいないと思います。

価格差を受け入れられるかは、EV走行の頻度、自宅充電の有無、走りへのこだわり、保有年数まで含めて考えるべきです。

1500W給電を使える

PHEVにはAC100V・1500Wの給電機能があり、ラゲージのコンセントに加えて、付属のヴィークルパワーコネクターを使った外部給電にも対応します。

キャンプで電気製品を使ったり、停電時にクルマを電源として活用したりできるのはPHEVならでは。アウトドア用品として見ても、かなり大きな違いです。

ただ、給電をほとんど使わず、自宅充電も難しいなら、PHEVのメリットを活かし切れない可能性があります。購入前に「自分の生活で週に何回充電できるか」を想像すると判断しやすいでしょう。

PHEVの詳しい開発内容やGR SPORTの特徴については、トヨタ公式「新型RAV4(PHEV)を発売」でも確認できます。

GR SPORTの特徴

GR SPORTは630万円で、新型RAV4の最上位価格となるPHEV専用グレードです。見た目をスポーティにしただけではなく、足回りや操舵感まで手が入っています。

専用足回りで走りを追求

GR SPORTには専用チューニングサスペンション、専用EPSチューニング、フロントのGRパフォーマンスダンパー、リヤサスペンションメンバーのGRブレースが標準装備されます。

つまり、Z PHEVとの30万円差はエンブレム代ではありません。ボディの動きやステアリング操作に対する反応まで含めて、走りの方向性を変えています。

RAV4に快適な移動手段だけを求めるなら、ここまで必要ない人も多いでしょう。反対に「SUVでも運転そのものを楽しみたい」という人には、GR SPORTを選ぶ理由があります。

専用20インチと内装を装備

足元は235/50R20タイヤと専用20インチアルミホイール。赤く塗装されたブレーキキャリパーや専用スポイラー、GRのグレードマークなどが装着されます。

内装も専用スポーティシート、レッドステッチ、アルミペダル、専用メーターなどで差別化されています。乗り込んだ瞬間からほかのグレードとの違いが分かりやすい仕様です。

ただし20インチタイヤは、交換時の価格も確認しておきたいところ。車両価格だけでなく、数年後のタイヤ交換まで維持費として見ておくと安心です。

◆りょうのワンポイントアドバイス

GR SPORTは「一番高いから一番おすすめ」ではありません。走りに30万円を使いたいかどうかが分かれ目です。街中中心ならZ PHEVの方が目的に合う人も多いですし、予算を抑えるならHEVのZやAdventureの方が満足度が高くなることもあります。

グレードの装備差を比較

価格だけでは違いがつかみにくいので、購入時に比較したい代表的なポイントをまとめます。細かな装備はオプションによって変わるため、ここではキャラクターが分かる項目に絞っています。

主要装備の違い

比較項目 Adventure HEV Z HEV Z PHEV GR SPORT PHEV
価格 450万円 490万円 600万円 630万円
標準ホイール 18インチ 18インチ 20インチ 専用20インチ
ヘッドアップディスプレイ 標準装備なし 標準 標準 標準
デジタルインナーミラー 標準装備なし 標準 標準 標準
ルーフレール 標準 標準 標準 メーカーオプション
シートベンチレーション 標準装備なし 標準 標準 標準装備なし
専用サスペンション ― ― ― 標準

装備表で「標準装備なし」としている部分でも、パッケージやオプション設定が変更される場合があります。最終的な契約前には、希望する車両の最新装備表を販売店で確認してください。

ボディサイズも少し違う

グレード 全長 全幅 全高
Z HEV 4,600mm 1,855mm 1,680mm
Adventure HEV 4,620mm 1,880mm 1,680mm
Z PHEV 4,600mm 1,855mm 1,685mm
GR SPORT PHEV 4,645mm 1,880mm 1,680mm

駐車場で気になりやすいのは全長より全幅です。Zは1,855mm、AdventureとGR SPORTは1,880mm。ドアを開けるスペースまで考えると、左右に余裕のない月極駐車場では実車確認をおすすめします。

私もRAV4に乗っていて、狭い駐車枠では車幅を意識します。数字だけなら25mmの差でも、毎日使う駐車場で感じる印象は別です。可能なら試乗車を自宅付近まで走らせ、普段の道幅や駐車環境で確かめるのが確実でしょう。

新型RAV4の共通装備

グレード差ばかりに目が行きますが、新型はベース部分も大きく進化しています。特にディスプレイ、安全支援、荷室は、どのグレードを選ぶかとは別に確認しておきたいところです。

大型ディスプレイを採用

センターには12.9インチのディスプレイオーディオ、メーターには12.3インチTFTカラーメーターが採用されています。地図、運転支援、燃費、オーディオなどの情報を見やすく表示でき、旧型から乗り換えるとデジタル化を感じやすい部分でしょう。

私の50系はセンター画面やメーターの世代が異なります。新型ではクルマの機械部分だけでなく、日常的に目にする情報表示も大きく変わっています。

安全支援も進化

新型ではプリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなど、運転を支援する機能が用意されています。ZとGR SPORTでは、フロントクロストラフィックアラートやレーンチェンジアシスト、渋滞時支援など一部機能をメーカーオプションで追加できます。

安全支援は便利ですが、システムがすべての事故を防いでくれるわけではありません。天候、道路状況、対象物の状態などによって作動しない場合もあります。

運転支援機能はあくまでドライバーを補助する装備です。機能を過信せず、実際の運転では周囲の状況を確認し、自分の操作で安全を確保してください。詳しい作動条件は取扱説明書とトヨタ公式情報を確認してください。

荷室は749Lを確保

新型RAV4ではラゲージ容量749Lを確保し、後席を倒したときの床の傾斜も従来型より緩やかになっています。キャンプ用品、ベビーカー、大きな買い物などを積む人にとって、RAV4らしい実用性は引き継がれています。

私は50系でも荷室の広さを日常的に便利だと感じています。SUVは見た目だけでなく、「後席を使ったままどれだけ積めるか」が使いやすさに直結します。

用途別のおすすめグレード

ここまで装備を見ても迷うなら、「どの装備が多いか」ではなく「クルマを何に使うか」で選ぶと答えが見えやすくなります。

街乗り中心ならZ HEV

通勤や買い物、家族送迎、週末の遠出が中心なら、私はZ HEVを最初に比較します。490万円でHEVの燃費性能を持ち、ヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラー、快適装備も充実しているためです。

Adventureより40万円高くなりますが、何年も乗るなら月あたりに直した差は小さくなります。毎日使う機能に価値を感じる人なら、納車後の満足度につながりやすいでしょう。

アウトドアならAdventure

キャンプ、釣り、スキーなどでRAV4を使い倒したいならAdventure。価格は最も安い450万円ですが、専用外装と18インチホイール、ルーフレールなどによって、むしろRAV4らしさを濃く楽しめます。

泥や雪のある場所へ行くなら、20インチの見た目よりタイヤ選択の自由度や交換費用を重視する人もいるでしょう。そう考えると18インチ標準という点も、使い方によってはメリットです。

自宅充電できるならZ PHEV

自宅に200V充電環境を用意でき、毎日の移動をEV中心にしたいならZ PHEV。151kmのEV走行距離が日常の行動範囲に合う人ほど、PHEVらしさを活かせます。

逆に集合住宅などで自宅充電が難しく、外出先でしか充電できない場合は、600万円という価格差をどう評価するか慎重に考えたいところです。充電のために行動を変えなければならない状態だと、便利さが薄れてしまいます。

走り優先ならGR SPORT

価格より操縦性や見た目を優先し、RAV4で運転を楽しみたいならGR SPORTです。PHEVの329PSに加えて専用足回りまで備わるので、グレードの目的がはっきりしています。

一方、家族の移動が中心でスポーツ走行への関心が薄いなら、無理に最上位を選ぶ必要はありません。その30万円をオプション、コーティング、冬タイヤなどに回す考え方もあります。

迷ったときの基準

快適性ならZ HEV、アウトドアならAdventure、EV走行と給電ならZ PHEV、走りならGR SPORT。まず用途で候補を1台に絞り、そのあと必要なオプションを足して総額を比べると選びやすいです。

HEVとPHEVの選び方

グレードより先にHEVかPHEVかで迷っている人も多いでしょう。価格差が大きいので、燃費だけでなく生活環境から判断するのがおすすめです。

走行距離だけで決めない

年間走行距離が多ければPHEVが得、少なければHEVが得、と単純には決まりません。PHEVは充電した電気をどれだけ日常で使えるかによってガソリン消費が大きく変わります。

例えば毎日の通勤距離が短くても、自宅で毎晩充電できる人ならEV走行を活かしやすいでしょう。反対に年間走行距離が多くても、高速道路で長距離を走り続ける使い方では、充電した電力だけでまかなえる割合は下がります。

電気料金、ガソリン価格も変動するため、購入時点の単価だけで10年間の損得を断定するのは難しいです。PHEVは経済性に加えて、走りや給電まで含めて選ぶ方が納得しやすいと思います。

充電設備の有無が大きい

PHEVを本気で検討するなら、自宅で充電できるかを最初に確認してください。戸建てでも分電盤から駐車場所までの距離や電気工事内容によって費用が変わります。

車両の見積もりと同時に充電設備の工事費も確認すれば、「車は買えたけれど充電環境を整えると予算オーバー」というズレを防げます。

補助金や税制優遇についても年度や地域によって条件が変わります。金額を決め打ちせず、契約前に国や自治体の最新制度、販売店での適用条件を確認してください。

見積もりで確認したい費用

RAV4の価格を調べるときは、メーカー希望小売価格だけで終わらせず、実際に支払う総額まで比較してください。特にZやGR SPORTはオプション次第で金額が動きます。

オプション込みで比較する

ボディカラー、パノラマムーンルーフ、先進運転支援の追加装備、フロアマット、ドラレコ、コーティングなどを選ぶと総額は上がります。

ここで大切なのは、グレードAにオプションを大量に付けた金額と、グレードBの標準装備を比べること。車両本体価格だけを横に並べると、実際に欲しい仕様での差額が見えません。

「自分が欲しい装備を全部入れた状態」で見積もりを並べることが、グレード比較では一番分かりやすい方法です。

新型RAV4の購入価格を比較してみる

新型RAV4は、同じグレードでも選ぶオプションや購入条件によって支払総額が変わります。ZとAdventureで迷っている場合も、まずは希望する装備を入れた状態で見積もりを比較すると、実際の価格差が見えやすくなります。

支払方法でも総額は変わる

現金、通常ローン、残価設定型プラン、カーリースなど、乗り方によって月々の負担と最終的な支払条件は変わります。

月額が安く見えても、頭金、ボーナス払い、契約年数、走行距離制限、返却条件などが違えば単純比較はできません。月額だけではなく、契約期間全体でいくら支払うのか確認してください。

新車購入を考えている場合

同じグレードでも販売店、オプション、下取り条件で見積額は変わります。新車見積もりサービスや複数店舗の見積もりを使い、車両値引きと下取り額を分けて比較すると条件を把握しやすくなります。

月々の支払額を抑えたいならカーリースも比較

新型RAV4に乗りたいものの、450万円以上の車両価格を一括購入や通常ローンで負担するのが気になる人は、カーリースも比較対象になります。

車両代だけでなく税金などを月額料金に含められるサービスもあります。ただし、契約期間、走行距離制限、中途解約、契約満了時の扱いはサービスごとに違います。

RAV4を利用できるカーリースの料金を確認する場合は、月額だけではなく契約期間全体の支払総額まで比較してください。

オリコで乗ーる(おりこでのーる)

新型と50系中古車の比較

予算が450万円以上になる新型に対し、50系は中古車という選択肢があります。特にガソリン車が欲しい人には、中古車を含めた比較が現実的です。

価格を抑えるなら50系も候補

50系は2019年から販売され、ガソリン、HEV、PHEVが流通しています。年式、走行距離、グレード、装備、修復歴で中古価格は大きく変わりますが、新型より購入総額を抑えられる個体を探せる可能性があります。

私が所有しているのも50系のガソリン4WDです。新型の大型ディスプレイや新しいHEVには魅力がありますが、50系でも荷室、後席、4WD、日常の使い勝手には十分満足できています。

「新型でなければ嫌」なのか、「RAV4の使い勝手が欲しい」のかで選択肢は変わります。後者なら、認定中古車や保証付き中古車も一度見ておく価値があります。

新型と50系中古車の価格差を確認する

新型RAV4にこだわらないなら、50系の中古車まで候補を広げることで予算に合うRAV4を探しやすくなります。ガソリン車、HEV、PHEVが流通しているため、新型にはない選択肢を探せるのも中古車のメリットです。

新型を契約する前に、現在販売されているRAV4の中古車を確認する と、年式や走行距離ごとの価格差もつかみやすいですよ。

中古車は状態確認が重要

中古RAV4では走行距離だけでなく、点検記録、修復歴、下回りの錆、タイヤ、電装品、リコール対応状況などを確認してください。

雪国で使われた車両は融雪剤の影響で下回りに錆が出ている場合があります。ハイブリッド車やPHEVなら、警告灯の有無や駆動用バッテリーに関する保証も確認したいところです。

中古車の価格は日々動くため、記事中の固定相場だけで判断せず、購入時点で複数の在庫を比較してください。

乗り換えなら下取りも比較

今のクルマから新型RAV4へ乗り換えるなら、購入価格と同じくらい「今のクルマをいくらで手放すか」が重要です。

値引きと下取りを分けて見る

ディーラーで下取りを含めた見積もりを出してもらうと、最終的な差額は分かりやすいです。ただし、車両値引きと下取り価格がひとまとめに見えると、本当に下取りが高いのか判断しにくくなります。

そのため、見積書では新型RAV4側の値引き額と、現在の車の下取り額を分けて確認するのがおすすめです。

さらに買取店や一括査定などで相場を確認しておけば、ディーラー下取りが妥当か比較できます。数万円から数十万円の差が出れば、グレードアップやオプション費用に回せることもあります。

今のクルマの価値も先に確認

新型RAV4へ乗り換える場合、購入価格だけでなく現在のクルマをいくらで売却できるかによって実質的な負担額が変わります。

ディーラー下取りだけで決める前に買取相場を確認しておけば、提示された下取り価格が妥当なのか判断しやすくなります。

現在の愛車の買取相場を査定してみることで、新型RAV4へ乗り換える際に必要な予算も計算しやすくなるでしょう。

車買取相場データベース

売却時期も確認する

買取価格は車種、年式、走行距離、ボディカラー、装備だけでなく、中古車市場や輸出需要でも変わります。また、新型の納期によっては売却と納車のタイミングを合わせる必要があります。

先にクルマを売ると納車まで代車が必要になる可能性がありますし、納車直前まで乗ると査定時より走行距離が増えます。契約時に「いつ売却価格が確定するか」まで確認しておくと安心です。

◆りょうのワンポイントアドバイス

新型RAV4の40万円、110万円という価格差は大きく見えます。でも乗り換えでは、今の車の売却額でも実質負担が変わります。グレード選びと査定を別々に考えず、最終的に手元からいくら出るかで比較すると現実的ですよ。

よくある質問

新型RAV4の価格やグレードで特に迷いやすい点をまとめます。

新型RAV4の価格とグレードに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 新型RAV4で一番安いグレードはいくらですか?

A. 2026年8月時点では、HEVのAdventureがメーカー希望小売価格450万円で最も安いグレードです。次がHEVのZで490万円、PHEVのZが600万円、GR SPORTが630万円です。登録諸費用やオプションは別途必要になるため、実際の支払総額は販売店の見積もりで確認してください。

Q2. ZとAdventureはどちらがおすすめですか?

A. 街乗りや家族利用で快適装備を重視するならZ、アウトドアらしい外観や専用装備を重視するならAdventureが候補です。HEV同士では40万円差なので、欲しいオプションまで入れた総額で比較するのがおすすめです。

Q3. 新型RAV4にガソリン車はありますか?

A. 2026年8月時点の日本仕様はHEVとPHEVで、50系に設定されていた2.0Lガソリン車は新型の国内ラインアップにありません。ガソリンRAV4を希望する場合は、50系中古車も含めて検討することになります。

Q4. PHEVのZとGR SPORTの違いは何ですか?

A. 価格差は30万円で、GR SPORTには専用サスペンション、専用EPSチューニング、GRパフォーマンスダンパー、専用20インチホイールや専用内外装などが加わります。快適性中心ならZ、操縦性とスポーティな見た目まで求めるならGR SPORTが選びやすいです。

Q5. 新型RAV4はPHEVとHEVのどちらがお得ですか?

A. 一概には決められません。PHEVは車両価格が高い一方、自宅充電できれば日常の多くをEVで走れる可能性があり、329PSの走行性能や1500W給電も魅力です。燃料代だけでなく、充電環境、年間走行距離、保有期間、使いたい機能まで含めて判断してください。

新型RAV4の価格と選び方まとめ

新型RAV4は、価格だけを見ると450万円から630万円まで幅があります。しかし、グレードごとの役割はかなり明確です。

  • 価格を抑えつつアウトドア感を楽しむならAdventure HEV
  • 街乗りと快適装備のバランスならZ HEV
  • EV走行・給電・高出力を求めるならZ PHEV
  • PHEVの走りをさらに楽しむならGR SPORT

私なら、まず「HEVかPHEVか」を生活環境から決め、その次に用途でグレードを選びます。自宅充電をしないならHEV、充電できてEV走行や給電に魅力を感じるならPHEV。その上で快適性、アウトドア、走りのどこに予算を使いたいかを考える流れです。

そして、最終判断は必ず実車と見積もりで確認してください。座ったときの視界、駐車場で感じる車幅、シートの感触、タイヤの見え方は、数字だけでは分かりません。

新型RAV4は「一番高いグレードが正解」ではなく、自分の使い方に合うグレードが正解です。価格差に目を奪われすぎず、5年後も「この装備を選んでよかった」と思える1台を選んでください。

本記事の価格・装備・燃費・EV走行距離などは2026年8月時点の内容をもとにしています。メーカー希望小売価格、オプション、税制、補助金、販売条件は変更される場合があります。正確な情報はトヨタ公式サイトと販売店で確認し、購入・契約に関する最終的な判断は販売店や各サービスの専門担当者へ相談してください。

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りょう

RAV4 SIGHTを運営している「りょう」です。RAV4 50系ガソリン4WD(6BA-MXAA54)を実際に所有し、日常使いや雪道での経験をもとに情報を発信しています。実車で確認できることは自分で確かめ、車両仕様や制度などはトヨタ公式や公的機関の情報も確認しながら、RAV4の購入・使い勝手・カー用品などを分かりやすく紹介しています。

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