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RAV4とCX-5比較|価格・内装・走りの違いと選び方を解説

こんにちは、RAV4 SIGHTのりょうです。

RAV4を検討していると、比較候補としてかなり気になるのがマツダCX-5ではないでしょうか。「価格差はどれくらい?」「内装はCX-5のほうがいい?」「家族で使うならRAV4?」「運転して楽しいのはどっち?」と、数字だけでは決めにくい2台ですよね。

実は私がRAV4を購入する前、最初に試乗したSUVはCX-5でした。アクセルを踏んだぶんだけ気持ちよく加速する感覚や、坂道で速度を乗せていく感じ、運転席からの視界などがとても印象に残っています。内装も好みで、「これはいいな」と思ったクルマでした。

その後、最終的にはRAV4 50系ガソリン4WDを購入し、現在まで実際に乗っています。そこでこの記事では、2026年8月時点で販売されている新型RAV4と新型CX-5の価格やサイズ、燃費、内装、荷室を比べながら、私自身のRAV4所有経験とCX-5を試乗した経験も交えて解説します。

先に結論を言うと、燃費・荷室・アウトドアでの使いやすさを重視するならRAV4、内装の雰囲気と運転する楽しさ、購入価格を重視するならCX-5が候補になりやすいです。ただ、家族で使うなら後席と荷室を実車で見て、運転を楽しみたいなら必ず試乗して決めるのがおすすめですよ。

この記事のポイント

  • RAV4とCX-5の価格やサイズの違い
  • 内装や後席、荷室の使いやすさ
  • 燃費やパワートレーン、走りの違い
  • 家族利用と運転重視での選び方

RAV4とCX-5の違い

まずは、RAV4とCX-5の違いを大きくつかんでおきましょう。どちらも5人乗りのミドルサイズSUVですが、2026年の新型ではパワートレーンや価格設定、クルマづくりの方向にかなり違いがあります。

比較表で全体像を確認

2026年8月時点の国内仕様を基準に、主な項目を比べると次のようになります。

比較項目 RAV4 CX-5
新車価格 450万円~630万円 330万円~430万6,500円
主な動力 2.5L HEV・PHEV 2.5Lマイルドハイブリッド
駆動方式 E-Four 2WD・4WD
WLTC燃費 HEVで22km/L台 14.2~15.2km/L
全長 Z 4,600mm
Adventure 4,620mm
4,690mm
全幅 Z 1,855mm
Adventure 1,880mm
1,860mm
乗車定員 5人 5人
特徴 燃費・荷室・電動4WD・アウトドア 価格・内装・運転感覚・後席空間

ここで大事なのは、価格だけを横並びにしないことです。CX-5は330万円から買えますが、2WDも選択できます。一方、新型RAV4の国内仕様はHEVまたはPHEVで、E-Fourを採用しています。

つまり「RAV4はCX-5より120万円高いから割高」と単純には言えません。搭載される仕組み、駆動方式、燃費、装備まで含めて、自分に必要なものへいくら払うかで考えたほうが分かりやすいですよ。

先に結論を言うと

私なら、燃費・荷物・レジャーまで幅広く使うならRAV4、クルマそのものを運転する気持ちよさと内装、購入費用を重視するならCX-5から考えます。

RAV4には749Lのラゲージ容量があり、HEVでもWLTCモード22km/L台。さらにAdventureのようなアウトドアを意識したグレードがあります。普段使いからキャンプ、雪道、長距離移動まで「一台でいろいろやりたい」という人と相性がいいクルマです。

CX-5は330万円から購入でき、最上級のLでも2WDなら407万円から。Lにはレザーシートや15.6インチセンターディスプレイなどが採用されているので、RAV4より低い予算帯でも内装へお金をかけた仕様を選択できます。

そして、マツダ車を選ぶうえで外せないのが運転したときの感覚です。これはカタログを何時間読んでも答えが出ません。ステアリングの感触、アクセルを踏んだときの反応、シートに座ったときの姿勢まで、あなた自身がどう感じるかが大切です。

RAV4とCX-5を比較する際の参考となるRAV4 50系ガソリン4WDの外観

RAV4 50系ガソリン4WDの外観。現行60系とは世代が異なりますが、私が実際に所有している車両です

価格を比較

RAV4とCX-5を比較すると、最初に大きな差が出るのが車両価格です。ただし、最低価格だけで決めると装備や駆動方式がまったく違う車両を比べることになるため、グレードまで確認しましょう。

RAV4は450万円から

2026年8月時点の新型RAV4は、HEVのAdventureが450万円、Zが490万円です。PHEVではZが600万円、GR SPORTが630万円となっています。

グレード 方式 駆動 価格
Adventure HEV E-Four 4,500,000円
Z HEV E-Four 4,900,000円
Z PHEV E-Four 6,000,000円
GR SPORT PHEV E-Four 6,300,000円

50系には2.0Lガソリン車がありましたが、現在の新型RAV4では国内向けガソリン車がありません。新車価格を抑えるためにガソリン車を選ぶ、という買い方ができなくなった点はかなり大きな変更です。

新型RAV4のグレードごとの装備差については、新型RAV4の価格とグレード比較で詳しく紹介しています。ZとAdventureで迷っているなら、そちらも確認してみてください。

CX-5は330万円から

新型CX-5はS、G、Lの3グレードが用意され、それぞれ2WDと4WDを選べます。

グレード 2WD 4WD
S 3,300,000円 3,536,500円
G 3,520,000円 3,756,500円
L 4,070,000円 4,306,500円

価格面ではCX-5がかなり選びやすいです。例えば4WDのSでも353万6,500円なので、RAV4 Adventureの450万円とは約96万円の差があります。

一方で、RAV4はフルハイブリッドのE-Four、CX-5は2.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせるマイルドハイブリッドです。そのため、約96万円という差をそのまま「同等仕様の価格差」と考えるのは少し違います。

CX-5で注目したいのは、上級グレードまで含めても価格が比較的抑えられていること。Lの2WDは407万円からなので、RAV4の最廉価グレードより低い車両本体価格でレザーシートや15.6インチセンターディスプレイなどを選べます。

新型CX-5の新車価格をまとめて確認する

新車選び.COM楽天市場店では、CX-5の複数グレードや2WD・4WDの新車を確認できます。ディーラーへ行く前に、現在どのくらいの価格で販売されているのかチェックしておくと比較しやすいですよ。

楽天市場でCX-5の新車一覧を見る

見積もりは条件をそろえる

車両価格表を見て比較したあと、私は必ず実際の見積もり総額を見ることをおすすめします。

メーカーオプション、販売店オプション、ボディカラー、諸費用を追加すれば金額は変わります。CX-5で上級装備を追加した場合と、RAV4 Adventureを必要最低限の装備で購入した場合では、カタログ上の価格差より近づくこともあるでしょう。

新車で迷っているなら、RAV4とCX-5の両方で同じ条件の見積もりを取り、車両本体価格ではなく支払総額で比較してみてください。

新車一括見積もりサービスを利用できる場合は、複数店舗の条件を比べる方法もあります。

ローンで購入する場合も、単純な「月々○万円」という表示だけでは判断しにくいです。頭金、ボーナス払い、金利、最終回の支払いを含めて総額を見る必要があります。RAV4の支払い方法については、RAV4のローン月々と残クレの違いでも詳しく解説しています。

サイズと取り回しを比較

RAV4とCX-5は、どちらも日本ではかなり幅のあるSUVです。見た目の好みだけで決めるのではなく、自宅周辺や職場、よく使う店舗の駐車場まで想像しておきたいところ。

全幅はどちらも大きめ

車種 全長 全幅 全高
RAV4 Z 4,600mm 1,855mm 1,680mm
RAV4 Adventure 4,620mm 1,880mm 1,680mm
CX-5 4,690mm 1,860mm 1,695mm

CX-5はRAV4 Zより全長が90mm長く、全幅はわずか5mm広いサイズです。一方、RAV4 Adventureと比べるとCX-5のほうが全長は70mm長いものの、全幅は20mm狭くなります。

つまり、RAV4とCX-5の取り回しを考える場合、「CX-5のほうが小さい」「RAV4のほうが大きい」と単純には言えません。縦方向ではCX-5、横方向ではRAV4 Adventureのサイズを意識することになります。

RAV4の新旧サイズについて詳しく知りたい場合は、RAV4新型と旧型のサイズ比較も参考にしてください。

狭い場所は実車で確認

私はCX-5に試乗したとき、「ちょっと車幅が広いかな」と感じました。ただ、RAV4に乗り始めてから分かったのは、ある程度の大きさは慣れで感覚をつかめるということです。

今ではRAV4の車幅そのものを怖いと感じることはほとんどありません。車両感覚が身につけば、普通の道路やスーパーの駐車場なら落ち着いて扱えます。

とはいえ、本当に狭い場所を毎日通る人は話が別。自宅前の道路が細い、駐車場の左右に壁がある、機械式駐車場を使う、隣に大きな車が止まると子どものドアを開けにくい、といった条件では数センチの差が気になることもあります。

◆りょうのワンポイントアドバイス

カタログ寸法だけで「入るから大丈夫」と決めず、自宅駐車場でドアを開けたときの余裕まで考えてください。家族で使うなら、チャイルドシート側のドアをどこまで開けられるかもかなり大事ですよ。

内装と快適性を比較

RAV4とCX-5で好みが分かれやすいのが内装です。どちらにも大型ディスプレイや快適装備がありますが、見たときに受ける印象や素材へのこだわりには違いがあります。

RAV4は機能性を重視

新型RAV4は12.9インチのディスプレイオーディオを全車に標準装備し、12.3インチTFTカラーメーターも採用しています。必要な情報を大きな画面で確認でき、操作系も手が届きやすい位置へ配置されています。

Zではカラーヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラー、前席のシートベンチレーションなど、日常で使いやすい装備も充実しています。

ただ、RAV4の内装は「高級SUVのような豪華さ」というより、SUVとして使いやすいことを優先した雰囲気です。アウトドア用品を積んで使いたい人には似合いますが、内装素材の見た目や触ったときの高級感を最優先するなら、CX-5も必ず見てほしいですね。

RAV4とCX-5の内装比較で参考になるRAV4 50系のインパネとナビ周辺

私が所有するRAV4 50系のインパネ。現行60系とはデザインやディスプレイが異なります

CX-5は内装の質感が魅力

CX-5はグレードによって内装の雰囲気がかなり変わります。Sはクロスシートと12.9インチセンターディスプレイ、Gになると合成皮革とレガーヌを組み合わせたシート、パワーリフトゲートが装備されます。

さらにLではレザーシート、15.6インチセンターディスプレイ、アンビエントライト、ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートなどが用意されています。

私が以前CX-5を見たときも、内装の雰囲気はかなり気に入りました。当時私が試乗したCX-5と現在販売されている新型は世代が異なりますが、マツダが運転席を中心に室内を作り込む考え方は、今のCX-5にも感じやすいところだと思います。

価格を抑えながら室内の見た目やシート素材にもこだわりたいなら、CX-5はかなり魅力的な選択肢です。

後席は家族で確認

家族で使うなら、運転席より後席をじっくり見たほうがいいですよ。子どもが小さい家庭なら、チャイルドシートを置いた状態で助手席や運転席をどこまで下げられるか、ドア開口部から子どもを乗せやすいかまで確認したいところです。

新型CX-5は従来型よりホイールベースが伸び、後席空間にも余裕を持たせています。マツダでは大きめのチャイルドシートを設置した状態も考慮して室内を設計しているため、先代CX-5のイメージだけで判断しないほうがいいでしょう。

RAV4も後席は5人乗りSUVとして十分使いやすいと私は感じています。実際、私は後席にチャイルドシートを置いて家族で使っていますが、普段の買い物や遠出で後席の狭さに困ることはほとんどありません。

RAV4とCX-5の家族利用を比較する参考となるRAV4 50系後席のチャイルドシート

RAV4 50系の後席にチャイルドシートを設置した状態。家族利用では実際の乗せ降ろしまで確認したいところです

ただし、身長やシート位置、使っているチャイルドシートによって感じ方は変わります。家族全員で販売店へ行けるなら、普段と近い状態を作って確認するのが一番確実です。

荷室とアウトドア性を比較

SUVを買う理由として「荷物をたくさん積みたい」という人は多いと思います。RAV4とCX-5はどちらも実用的な荷室を備えていますが、荷室の見せ方やシートアレンジには違いがあります。

RAV4は749Lの荷室

新型RAV4は、デッキボードを下段にした状態で749Lのラゲージ容量を確保しています。先代50系Gの733Lから容量が増えており、RAV4らしい荷物の積みやすさは新型でも受け継がれています。

キャンプ用品、ベビーカー、旅行用バッグなどをまとめて積みたい家庭では、この荷室の余裕が魅力です。後席を倒せば長い荷物も積みやすくなっています。

私の50系でも荷室はかなり重宝しています。家族で1泊程度のキャンプへ行く荷物なら積載できますし、普段の買い物で「荷室が足りない」と感じることはほぼありません。

RAV4とCX-5の荷室比較で参考になるRAV4 50系ガソリン4WDのラゲッジルーム

私が所有するRAV4 50系の後席を起こした状態の荷室。現行60系ではさらに荷室容量が拡大しています

CX-5も積載性を向上

新型CX-5も荷室にはかなり力が入っています。後席使用時の荷室奥行きは994mm、幅は1,050mm。後席を収納すると奥行きは1,845mmまで広がります。

さらに後席は4対2対4の分割式なので、左右に人を乗せたまま中央だけ倒し、スキー板や釣り竿のような長い物を積むこともできます。後席収納時は段差の少ないフラットな床になり、大人2人が横になれる空間も確保されています。

つまり「荷室ならRAV4、CX-5は荷物を積めない」ということではありません。新型CX-5もアウトドア利用をかなり意識したSUVです。

RAV4の749LはVDA測定法による容量、CX-5の994mm×1,050mmは実寸です。測り方が異なるため、これらの数字だけから荷室の大小を直接決めることはできません。

キャンプなら積み方も見る

キャンプやアウトドア目的で選ぶなら、荷室容量だけでなく荷物の形まで考えてみましょう。

例えば大型クーラーボックス、折りたたみテーブル、チェア、テント、ベビーカーなどは、容量が足りていても荷室の幅や高さによって積み方が変わります。私もキャンプへ行くときは、単純な荷室の広さより「最後に何をどこへ押し込むか」が重要になります。

RAV4にはAdventureがあり、ルーフレールやSUVらしい外装も含めてアウトドアとの相性が分かりやすいです。一方、CX-5も後席を倒したときのフラットな荷室や4対2対4分割を生かせます。

普段使っているキャンプ用品が決まっているなら、メジャーで荷物を測ってから販売店へ行く方法もおすすめですよ。

燃費と動力を比較

RAV4とCX-5で大きく異なるのがパワートレーンです。どちらも電動化されていますが、同じ「ハイブリッド」と考えると分かりにくいため、仕組みの違いを押さえておきましょう。

RAV4はHEVとPHEV

新型RAV4のHEVは2.5Lエンジンとモーターを組み合わせ、システム最高出力177kW、240PSを発揮します。駆動方式はE-Fourです。

WLTCモード燃費はAdventureが22.9km/L、Zが22.5km/L。大柄な4WD SUVとして考えると、燃料消費を抑えやすいのはRAV4の大きな魅力でしょう。

PHEVなら外部から充電でき、Zは600万円、GR SPORTは630万円。システム最高出力242kW、329PSとなり、燃費だけではなく加速性能やEV走行、給電機能まで含めて選ぶモデルです。

そのため、燃料代を少し安くしたいという理由だけでPHEVへ上げる必要はありません。自宅で充電できるか、電気で走る生活が合っているか、給電を使う予定があるかまで考えたいですね。

CX-5は2.5LマイルドHV

新型CX-5はe-SKYACTIV G 2.5を搭載し、2.5Lガソリンエンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドです。トランスミッションは6速ATで、2WDと4WDを選択できます。

WLTCモード燃費は2WDと4WDを合わせて14.2~15.2km/L。RAV4 HEVの22km/L台と比べると、カタログ燃費ではRAV4に分があります。

一方、CX-5は車両本体価格が低く抑えられています。年間走行距離が少ない人なら、燃料代だけでRAV4との車両価格差を取り戻そうと考える必要はないでしょう。

購入価格を抑えるか、長く乗る中で燃料消費を抑えるか。ここはあなたの走行距離によって答えが変わります。

燃料代は走行距離で変わる

燃費比較でよくあるのが、「燃費がいい車を買えば必ず得」という考え方です。しかし、年間5,000kmしか走らない人と年間20,000km走る人では燃費差の価値がまったく違います。

考え方はシンプルで、年間走行距離を実燃費で割れば、おおよその年間燃料使用量を出せます。そこに普段利用するガソリン価格を掛ければ年間燃料代の目安になります。

ただし、実燃費は気温、渋滞、タイヤ、暖房やエアコン、走行距離の長短によって変化します。WLTCモード燃費をそのまま自分の燃費として計算しないほうがいいでしょう。

中古の50系RAV4まで候補にする場合は、RAV4ガソリンとハイブリッド比較でも、購入価格と燃費の考え方を詳しく紹介しています。

走りの違いを比較

「RAV4とCX-5はどちらが運転して楽しい?」という疑問には、数字だけでは答えられません。方向性がかなり違うので、最終的にはあなた自身がハンドルを握って判断する部分です。

RAV4は安定感と走破性

新型RAV4 HEVはE-Fourを採用し、前後の駆動力を状況に応じて制御します。TRAILモードやSNOWモードも用意されているため、舗装路だけでなく雪道や滑りやすい路面まで考えたSUVらしい設定です。

私が乗っている50系ガソリン4WDも世代は違いますが、通勤から長距離移動まで気を使わず乗れるところが気に入っています。車幅はありますが、高い目線で周囲を見渡しやすく、大柄なSUVとしては扱いやすいと感じています。

RAV4とCX-5の走行性能比較で参考になるRAV4 50系ガソリン4WDのドライブモードスイッチ

私のRAV4 50系ガソリン4WDにあるドライブモード切替。現行60系では制御内容が異なります

ただし、4WDや運転支援装備があれば滑らないわけではありません。雪道ではタイヤの状態、速度、車間距離など基本的な運転のほうが重要です。

CX-5は操作感を楽しめる

CX-5では、アクセルやブレーキを自然に操作できる運転姿勢、ステアリングを切ったぶんだけ車が動く感覚、G-ベクタリング コントロール プラスなど、ドライバーが違和感なく操作できることをかなり意識しています。

4WDでは悪路に対応する走行モードも備えていますが、私がCX-5に感じる魅力は単純な悪路性能より、普通の道を走ったときの気持ちよさです。

アクセルを踏む、車が前に出る、ステアリングを切る、車体の向きが変わる。この一連の流れが自分の感覚に合うかどうか。ここがCX-5を選ぶ理由になる人は多いと思います。

逆に、こうした部分へあまり興味がなく、燃費や荷室、家族での使いやすさを優先するならRAV4のほうが分かりやすいかもしれません。

私はCX-5試乗が印象的

私が最初に試乗したのは、現在販売されている新型CX-5ではなく、私がRAV4を購入候補として検討していた当時のCX-5です。

それでも今でも覚えているくらい、運転は楽しかったですね。アクセルを踏み込んだときに車が加速していく感じや、坂道で速度を乗せていく感覚が気持ちよく、「運転するならこういう車もいいな」と思いました。

視界も取りやすく、内装も好みでした。正直、クルマ自体にはかなり好印象を持っていました。

では、なぜCX-5ではなくRAV4を買ったのか。

理由はクルマではなく、当時対応してくれた販売担当者との相性でした。話をしていて私個人として「この人から買いたいとは思えないな」と感じてしまったんです。

これはマツダ全体や、その販売店が悪かったという話ではありません。単純にその担当者と私の相性が合わなかっただけです。当時は「担当者を変えてもらう」「別のマツダ販売店へ行く」という発想がなく、そのまま候補から外してしまいました。

結果として、以前から付き合いのあったトヨタの販売店へ相談し、RAV4を購入しました。

◆りょうのワンポイントアドバイス

今なら、クルマが本当に気に入っているなら担当者との相性だけで諦めず、別の店舗でもう一度話を聞きます。新車は買ったあとも点検などで販売店との付き合いが続きます。車だけでなく「ここから買いたい」と思えるかも、私は購入判断の一つだと感じています。

CX-5そのものが素晴らしいクルマだったという印象は変わっていません。だからこそ、新型になった今でも気になる一台なんですよね。

どちらを選ぶべきか

ここまで比べても「結局、自分はどちらを選べばいいの?」と迷うかもしれません。そこで、使い方から考えてみます。

RAV4が向いている人

RAV4を優先して考えたいのは、燃費と荷室、アウトドアでの使い勝手を一台に求める人です。

HEVならWLTCモード22km/L台で、E-Fourも標準。749Lの荷室があり、Adventureなら外観やルーフレールなども含めてレジャー用途との相性が分かりやすくなっています。

家族で旅行へ行く、キャンプ用品を積む、雪のある地域を走る、通勤距離もそれなりに長い。こうした複数の用途を一台でこなしたいなら、RAV4はかなり選びやすいSUVです。

燃費、荷室、4WD、アウトドアを一台にまとめたいならRAV4から検討するのがおすすめです。

ただし、新車価格は450万円からなので、CX-5より購入時の負担は大きくなります。予算が400万円前後なら中古50系まで候補へ広げる方法もあります。

CX-5が向いている人

CX-5は、購入価格を抑えながら内装と運転感覚にもこだわりたい人に向いています。

Sなら330万円から。Gは352万円からで合成皮革とレガーヌを使ったシートやパワーリフトゲートを備え、Lではレザーシートや大型15.6インチディスプレイまで選べます。

「SUVだから荷室だけ広ければいい」ではなく、毎日運転席へ座ったときの雰囲気や、ステアリングを操作したときの気持ちよさにも価値を感じる人なら、CX-5は一度試乗してほしいです。

また、2WDで十分な地域や使い方なら、RAV4では選べない2WDを選んで購入費用を抑えられる点もメリットになります。

家族利用は後席と荷室

家族用としてRAV4とCX-5を比較する場合、私はカタログの最高出力よりも後席と荷室を優先します。

チャイルドシートを使うなら、実際に載せたときの前席との距離、ドアの開き方、子どもを抱えたまま乗せ降ろしできるか。ベビーカーがあるなら、普段使っているベビーカーと買い物袋を同時に積めるか。こういった日常のほうが毎日の満足度に直結します。

RAV4は荷室容量が大きく、私自身も家族用として困っていません。一方、新型CX-5は後席空間が広がり、荷室も大幅に使いやすくなっています。

なので「家族なら絶対RAV4」と決めつけるより、家族全員で両方を見て決めたほうがいいですよ。

運転重視なら必ず試乗

走りを重視しているなら、ここだけはネットの記事で決めないでください。

私はCX-5を試乗して「楽しい」と感じましたが、同じ車でも人によって印象は違います。ステアリングが軽いほうが好きな人もいれば、もう少し手応えが欲しい人もいます。アクセルに対してすぐ加速してほしい人もいれば、ゆったり走るほうが落ち着く人もいるでしょう。

RAV4もCX-5も、10分程度の試乗でもかなり違いを感じられると思います。できれば市街地だけでなく、坂道や少し速度を出せる道路も含む試乗コースで確認したいですね。

あなたが運転席に座って「もう少し運転したい」と感じたのはどちらか。運転を楽しみたい人にとって、その感覚はスペック表より大事かもしれません。

購入前に確認したいこと

RAV4とCX-5の候補が絞れたら、最後は買い方まで含めて比較しましょう。新車、中古車、カーリースでは同じ車でも支払い方や条件が異なります。

新車は見積もりを比較

新車の場合は、RAV4とCX-5の両方で見積もりを取ることをおすすめします。車両本体価格だけではなく、自分が欲しいオプションを入れた状態で比較してください。

例えばCX-5の上位グレードへ装備を追加する一方、RAV4 Adventureは必要最低限にするなら、最初に見た最低価格の差とは違う結果になります。

さらに下取り車がある場合は、値引きだけでなく査定額も含めた実質負担額を見ます。同じ車を買う場合でも、下取り条件によって支払額が変わるためです。

見積もりは同じ条件で比較する

RAV4とCX-5を比べるなら、欲しい装備をできるだけそろえたうえで支払総額を確認しましょう。車両本体価格だけを見るより、実際に必要になる金額の差が分かりやすくなります。

中古は世代を確認する

中古車まで候補へ広げると、RAV4とCX-5は一気に選択肢が増えます。ただし、新型同士を比較するとき以上に「何年式のどのモデルか」を確認してください。

RAV4なら50系にはガソリン、HEV、PHEVがあり、現在の60系とはパワートレーンも内装も異なります。CX-5も2026年に新型へ切り替わっているため、先代と新型では後席空間や車体サイズ、装備が違います。

中古車サイトで単に「RAV4 CX-5 比較」と価格だけを見ると、年式も装備も違う車両を比べてしまう可能性があります。同じ年式、近い走行距離、同程度の装備で見比べるほうが現実的です。

中古車でRAV4・CX-5を比較する

新車のRAV4が予算を超える場合は、50系RAV4や中古CX-5まで候補を広げると選択肢が増えます。中古車は価格だけでなく、年式、走行距離、修復歴、保証、整備履歴なども確認して比較してください。

RAV4とCX-5の中古車在庫・価格を比較する

カーリースも条件を見る

まとまった購入費用を抑えたい場合は、カーリースも選択肢になります。ただし「月額が安いか」だけで判断しないことが大切です。

契約期間、ボーナス払いの有無、月間・年間走行距離の制限、車検やメンテナンスを含む範囲、中途解約、契約終了時の返却条件などを確認してください。

同じ月額3万円台でも、ボーナス月に大きな支払いがあるプランと、毎月ほぼ一定額のプランでは実際の負担感が違います。

RAV4とCX-5をカーリースでも比較する

購入時のまとまった支出を抑えたい場合は、RAV4やCX-5をカーリースで利用した場合の月額も確認してみると、購入との違いを比較しやすくなります。

ただし、月額だけではなく、ボーナス払い、契約期間、走行距離、メンテナンス内容、契約終了時の条件まで確認してください。

RAV4とCX-5のカーリース料金を確認する

車両価格、燃費、装備、ローン、リース条件などは時期や販売会社によって変更される場合があります。記事内の数値は2026年8月時点の比較材料として確認し、正確な情報はトヨタ・マツダの公式サイトや各販売店で確認してください。購入方法に迷う場合は、販売店や自動車に詳しい専門家へ相談したうえで最終判断することをおすすめします。

購入前によくある疑問

最後に、RAV4とCX-5を比較している人から出やすい疑問に、私なりの考えも含めて回答します。

RAV4とCX-5比較のよくある質問

Q1. RAV4とCX-5はどちらが安いですか?

A. 2026年8月時点のメーカー希望小売価格ではCX-5のほうが低く、330万円から購入できます。RAV4はHEVのAdventureが450万円からです。ただし、RAV4はE-Fourのフルハイブリッド、CX-5は2WDも選べるマイルドハイブリッドなので、最低価格だけでなく駆動方式や装備をそろえて比較してください。

Q2. 燃費はRAV4とCX-5のどちらがいいですか?

A. カタログ上のWLTCモード燃費ではRAV4 HEVが有利です。RAV4 HEVは22km/L台、CX-5は14.2~15.2km/Lとなっています。ただし実際の燃費は走行環境や気温、運転方法で変わるため、年間走行距離と購入価格の差も含めて判断するのがおすすめです。

Q3. 内装はRAV4とCX-5のどちらがおすすめですか?

A. 好みによりますが、素材の雰囲気や上質感を重視するならCX-5はかなり魅力があります。最上級Lではレザーシートや15.6インチセンターディスプレイなどを装備します。一方、RAV4は大画面ディスプレイや快適装備を備えながら、SUVとしての使いやすさを感じやすい内装です。実車で触って比べるのが一番です。

Q4. 家族で使うならRAV4とCX-5のどちらですか?

A. 荷物が多い家庭ならRAV4を優先して考えやすいですが、新型CX-5も後席と荷室がかなり使いやすくなっています。チャイルドシートやベビーカーを使う場合は、カタログ寸法だけで決めず、家族で販売店へ行って乗せ降ろしや荷物の積み方まで確認してください。

Q5. 運転が楽しいのはRAV4とCX-5のどちらですか?

A. ここは試乗して決めるのがおすすめです。私は以前CX-5を試乗したとき、アクセル操作と加速のつながりや坂道での加速感がとても楽しいと感じました。一方、RAV4はE-FourやSUVらしい安定感、幅広い場面で扱いやすいところが魅力です。あなた自身が運転して「もう少し乗りたい」と感じるほうを選んでください。

RAV4とCX-5比較まとめ

RAV4とCX-5は同じミドルサイズSUVでも、比べてみるとかなり性格が違います。

  • 新車価格を抑えたいならCX-5が選びやすい
  • 燃費を重視するならRAV4 HEVが有利
  • 荷室とアウトドア利用ならRAV4が候補
  • 内装の質感を重視するならCX-5も魅力的
  • RAV4はHEVとPHEV、CX-5は2.5Lマイルドハイブリッド
  • 家族利用なら後席と荷室を実車で確認する
  • 運転の楽しさを重視するなら必ず両方試乗する

私自身、最初にCX-5へ試乗したときは、かなり気に入りました。アクセルを踏んだときの加速、坂道での走り、視界、内装。今でも印象に残っているクルマです。

最終的にRAV4を選び、現在も50系ガソリン4WDに乗っていますが、だからといって「CX-5よりRAV4のほうが絶対にいい」とは思っていません。

燃費、荷室、アウトドアでの使いやすさを重視するならRAV4。内装の雰囲気、購入価格、運転する楽しさを重視するならCX-5。私はこの分け方が一番分かりやすいかなと思います。

そして家族で使うなら後席と荷室。自分が運転を楽しみたいなら試乗したときの感覚。カタログ上で勝ち負けを決めるより、あなたが毎日どんな場面でクルマを使うのかを考えてみてください。

◆りょうのワンポイントアドバイス

私なら最後にRAV4とCX-5を同じ週に試乗し、それぞれ実際の見積もりを取ります。数日空くと運転した感覚を忘れてしまうので、できるだけ近いタイミングで乗るのがおすすめですよ。価格表を見ていたときとは違う答えが出るかもしれません。

車両価格、グレード、装備、燃費などは変更される場合があります。正確な情報はトヨタおよびマツダの公式サイト、各販売店で最新情報をご確認ください。中古車やローン、カーリースを含め、最終的な購入判断に不安がある場合は販売店や自動車に詳しい専門家へ相談してください。

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りょう

RAV4 SIGHTを運営している「りょう」です。RAV4 50系ガソリン4WD(6BA-MXAA54)を実際に所有し、日常使いや雪道での経験をもとに情報を発信しています。実車で確認できることは自分で確かめ、車両仕様や制度などはトヨタ公式や公的機関の情報も確認しながら、RAV4の購入・使い勝手・カー用品などを分かりやすく紹介しています。

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