こんにちは、RAV4 SIGHTのりょうです。
RAV4の中古車や新型を調べていると、「50系」「60系」「XA50」「XA60」といった呼び方が出てきて、どれがどのRAV4なのか分かりにくく感じませんか。
特に2025年末から6代目RAV4が日本で販売されるようになったことで、これまで現行型だった50系と、新しい60系を比較する人が増えてきました。見た目はどちらもRAV4らしいSUVですが、パワートレーン、安全装備、運転席の操作方法、価格、使えるカー用品までかなり違います。
私はRAV4 50系のガソリン4WD「6BA-MXAA54」を実際に所有しています。50系は、日本で前回RAV4がフルモデルチェンジした2005年から考えると、10年以上を経て登場した新世代RAV4だったので、個人的にもかなりインパクトのあるモデルでした。
この記事では、50系と60系の違いだけでなく、XA50系とは何を意味するのか、歴代RAV4はどのように変わってきたのか、中古ならどの世代を狙えばいいのかまで、購入する人の目線で分かりやすく解説します。
この記事のポイント
- RAV4の50系と60系の違い
- XA50系やXA60と呼ばれる理由
- 歴代RAV4の世代と日本での販売時期
- 中古50系と新型60系の選び方
RAV4の50系と60系の違い
最初に、50系と60系の違いをざっくり見ておきましょう。中古車を探している場合でも、新型と迷っている場合でも、ここを理解すると候補をかなり絞りやすくなります。
| 比較項目 | 50系RAV4 | 60系RAV4 |
|---|---|---|
| 世代 | 5代目 | 6代目 |
| 日本発売 | 2019年4月 | HEVは2025年12月、PHEVは2026年3月 |
| 主な型式 | MXAA52・MXAA54・AXAH52・AXAH54・AXAP54など | AXAN64・AXAP64 |
| パワートレーン | 2.0Lガソリン・2.5L HEV・PHEV | 2.5L HEV・PHEV |
| 国内ガソリン車 | あり | なし |
| 駆動方式 | 2WD・機械式4WD・E-Fourなど | 国内仕様はE-Four |
| 安全装備 | Toyota Safety Sense | 新世代Toyota Safety Sense |
| センターディスプレイ | 年式・仕様により異なる | 12.9インチを全車標準装備 |
| シフト | 一般的なシフトレバー | エレクトロシフトマチック |
| 新車価格 | 販売当時は幅広い価格帯 | 450万円~630万円 |
| 現在の買い方 | 主に中古車 | 新車中心 |
先に結論を言うと、購入費用を抑えてRAV4に乗りたいなら50系、最新の安全装備や電動化、長期保有まで考えるなら60系が候補です。
特に2.0Lガソリン車を選びたい人は、国内仕様の60系には設定がないため、50系中古車の価値がかなり大きくなります。
XA50系とは何を指すのか
「RAV4 XA50系とは?」と検索している人も多いと思います。XA50は5代目RAV4を表す世代として使われる呼び方で、日本では2019年4月に発売されたモデルが該当します。
ただし、実際の車検証に「XA50」とだけ書かれているわけではありません。例えば、私が所有している2.0Lガソリン4WDは6BA-MXAA54です。
ほかにもガソリン2WDではMXAA52、ハイブリッドではAXAH52やAXAH54、PHEVではAXAP54といった型式があります。つまり「XA50系」は同じ世代をまとめて話すときに便利な呼び方で、実際に部品や中古車を探す場合は個別の型式まで確認したほうが確実です。

RAV4 50系ガソリン4WDで実際に確認できるMXAA54の車両情報
◆りょうのワンポイントアドバイス
中古車を買うときは「50系だから同じ」と考えないほうがいいですよ。ガソリンかHEVか、2WDか4WDかによって型式が変わります。タイヤやカー用品を買うときにも型式確認はかなり大切です。
60系は6代目RAV4
60系と呼ばれているのは、2025年末から日本で販売が始まった6代目RAV4です。「XA60」というキーワードで検索されることもありますが、日本仕様の車両型式を見ると、HEVは6AA-AXAN64、PHEVは6LA-AXAP64となっています。
そのため、用品適合などを調べるときに「XA60」という呼び方だけで判断するのではなく、AXAN64やAXAP64まで確認するのがおすすめです。
50系と60系は外見だけが変わった一部改良ではなく、世代そのものが異なるRAV4だと考えてください。
RAV4の50系とは
50系は2019年に日本市場へ登場した5代目RAV4です。現在中古車でRAV4を探す場合、流通量や年式を考えても中心的な存在になっています。
2019年に日本へ復活
50系RAV4は2019年4月に日本で発売されました。日本市場へのRAV4復活として大きな注目を集めた世代です。発売当時の詳しい仕様については、トヨタ公式の2019年RAV4発表資料で確認できます。
4代目RAV4は海外では販売されていましたが、日本には通常モデルとして導入されていません。そのため日本のユーザーからすると、2005年モデルの次にいきなり2019年の50系へ世代が進んだような印象になります。
私自身、この期間の長さもあって50系が登場したときはかなり印象に残りました。昔のRAV4を知っている人ほど、「RAV4ってこんなに大きくなったのか」と感じたのではないでしょうか。
角張った外観が特徴
50系の大きな魅力は、やはり外観です。フロントまわりはかなり存在感があり、フェンダーやボディ側面にも角張った造形が使われています。
ミドルサイズSUVへ成長しているものの、都会向けに滑らかにまとめるというより、アウトドア用品のような道具感を残しているところがRAV4らしい部分だと思います。

私が所有するRAV4 50系ガソリン4WDのフロントデザイン
もちろん外観の好みは人それぞれです。ただ、60系が新しくなったからといって50系のデザインが急に古く見えるとは私は感じません。
むしろ50系にしかない顔つきが好きなら、中古価格が下がってくるこれからが狙いやすい時期になる可能性もあります。
ガソリン車を選べる
60系との大きな違いが、50系には2.0Lガソリン車があることです。
50系では2.0LダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTを組み合わせたガソリンモデルが設定されています。私のRAV4もこの2.0Lガソリン4WDです。
さらに2.5Lハイブリッド、後から追加されたPHEVもあり、パワートレーンの選択肢がかなり多い世代でした。
ガソリン車はHEVと比べれば燃費では不利になりますが、車両価格を抑えやすく、仕組みが比較的シンプルなのが魅力。年間走行距離が少ない人なら、中古車価格まで含めて考えると十分候補になります。
4WD方式にも違いがある
50系は単に「4WD」というだけではなく、グレードやパワートレーンによって仕組みが異なります。
ガソリン車ではダイナミックトルクコントロール4WDに加え、一部グレードでは後輪左右へのトルク配分まで制御するダイナミックトルクベクタリングAWDが採用されました。
ハイブリッドは後輪をモーターで駆動するE-Fourです。

RAV4 50系ガソリン4WDに備わるドライブモード切替スイッチ
中古車で雪道やアウトドア用途を考えているなら、グレード名だけでなく駆動方式まで確認しておきたいところです。
安全装備も十分実用的
50系にはToyota Safety Senseが採用され、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、車線維持を支援する機能などが搭載されています。
ただし、50系は販売期間が長いため、年次改良によって機能や検知対象などが変わっています。2019年モデルと最終期のモデルを「同じ50系だから安全装備も同じ」と見るのはおすすめしません。

私の50系RAV4で確認できるLTA・PCS・BSMなどの運転支援設定
私が普段使っている範囲では、50系でも高速道路や長距離移動を助けてもらえる装備は十分あります。ただ、最新世代である60系は検知範囲や制御そのものが進化しているため、安全装備を最優先するなら新型に魅力があります。
内装は物理操作が多い
50系の運転席を見ると、エアコンやドライブモードなどに物理スイッチが多く使われています。
これは好みが分かれるところですが、私は運転中に触る装備については、ボタンやダイヤルがあることを便利に感じています。

50系RAV4のシフトレバーとエアコン、走行モード周辺
一方、画面サイズやメーター、音声操作などでは新型との差を感じやすくなるでしょう。ここは単純に新しいほうが正解というより、自分が毎日どんな操作をするかで決めたい部分です。
RAV4の60系とは
60系はRAV4の6代目にあたり、日本ではHEVが2025年12月に発売され、その後PHEVも追加されました。50系の基本的な使いやすさを残しながら、電動化と車載ソフトウェアが大きく進んだ世代です。詳しい新型RAV4の公式仕様については、トヨタ公式の新型RAV4発表資料でも確認できます。
国内はHEVとPHEVのみ
60系でまず知っておきたいのは、2026年8月時点の日本仕様にガソリン車がないことです。
HEVは2.5Lエンジンとモーターを組み合わせ、ZとAdventureを設定。PHEVにはZとGR SPORTが用意されています。
50系でガソリン車を選んでいた人にとっては、かなり大きな変更ですよね。
逆に、最初からHEVを買うつもりなら、新型では選び方が分かりやすくなっています。
HEVは240PSのシステム
60系HEVは2.5Lエンジンを使った新世代ハイブリッドシステムを採用し、システム最高出力は177kW、240PSです。
国内仕様はE-Fourで、前後輪の駆動力配分を走行状態に合わせて制御します。またTRAILモードとSNOWモードも用意されているため、RAV4らしいアウトドア用途もしっかり意識されています。
50系ガソリン車から乗り換えれば、発進時や中間加速ではモーターの恩恵を感じやすいでしょう。
PHEVはEV走行が大幅に伸びた
60系PHEVではEV走行距離や出力なども大きく進化しています。充電性能や給電機能を含む詳しい仕様については、トヨタ公式の新型RAV4 PHEV発表資料を確認してください。
Zは151km、GR SPORTは145kmのEV走行距離が設定されているため、通勤距離によっては日常の多くを電気だけで走れる人もいるでしょう。
ただしPHEVはZが600万円、GR SPORTが630万円です。燃料代だけで購入価格差を取り戻そうと考えるより、EV走行、加速、給電、自宅充電環境まで含めて選ぶ車だと思います。
安全装備が新世代へ進化
60系ではToyota Safety Senseも新しくなっています。
カメラやレーダーの性能向上に加え、プリクラッシュセーフティでは検知できる範囲や場面が広がっています。また、車載ソフトウェアの開発にはトヨタの「Arene」が活用されました。
50系にも運転支援機能はありますが、安全装備の世代差は、50系と60系を比較するときに無視できないポイントです。
安全装備は事故を必ず防ぐものではありません。作動条件や限界があるため、機能を過信せず、実際の仕様や注意事項はトヨタ公式サイトや取扱説明書で確認してください。
操作系も大きく変わった
60系では12.9インチのディスプレイオーディオが全車に標準装備されています。
さらに一方向操作式のエレクトロシフトマチックを採用し、50系のような一般的なシフトレバーから操作方法が変わりました。
ヘッドアップディスプレイなども進化しており、運転席に座ったときの印象は50系とかなり違うはずです。
50系の大きめなスイッチやシフトレバーが好きな人もいるでしょうし、新型らしい画面や操作感を求める人もいます。この辺りは実車で触ってから決めたいですね。
新型の価格は450万円から
60系RAV4のメーカー希望小売価格は、HEVのAdventureが450万円、Zが490万円。PHEVのZが600万円、GR SPORTが630万円です。
50系が登場した2019年にはガソリンXの2WDが260万円台から設定されていたため、RAV4そのものの入口価格は大きく上がりました。
もちろん単純比較はできません。60系はHEVとE-Fourが基本になり、安全装備やディスプレイなども新しくなっているからです。
新型の価格やグレードをさらに詳しく知りたい場合は、新型RAV4の価格とグレード比較もあわせて確認してください。
60系を購入するなら車両本体価格だけで決めない
メーカーオプションや販売店オプション、税金、諸費用まで加えると支払総額は変わります。新車を検討するときは、希望グレードで一度正式な見積もりを取り、総額を確認してから50系中古車と比べるのがおすすめです。
50系と60系を項目別に比較
ここからは、実際に購入するときに気になりやすい部分を比べていきます。新しいか古いかだけではなく、あなたの使い方に合っているかを見ることが大切です。
ボディサイズは大差ない
世代が変わると「60系はさらに大きくなったのでは?」と思うかもしれません。
ところが標準的な仕様で比べると、サイズは極端には変わっていません。
| モデル | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
|---|---|---|---|---|
| 50系標準系 | 約4,600mm | 約1,855mm | 約1,685mm | 2,690mm |
| 60系Z HEV | 4,600mm | 1,855mm | 1,680mm | 2,690mm |
| 60系Adventure | 4,620mm | 1,880mm | 1,680mm | 2,690mm |
グレードによる差はありますが、60系になって突然ひと回り大きなSUVになったわけではありません。
逆に言えば、50系で車幅を大きく感じる人は60系でも同じように感じる可能性があります。自宅駐車場や機械式駐車場を利用するなら、必ず実際のグレード寸法を確認してください。
荷室の使いやすさは継承
RAV4を選ぶ理由の一つが荷室の広さという人も多いでしょう。
50系も後席を使用した状態でかなり荷物を積めます。私自身、日常の買い物から大きな荷物まで、この荷室にはかなり助けられています。

RAV4 50系で後席を使用した状態のラゲッジルーム
60系ではラゲージ容量が749Lとされ、後席を倒した際の床の傾斜も従来型より緩やかになっています。
車中泊や長尺物の積載を考えているなら、ここは60系の魅力ですね。ただし荷物の積み方は家庭によって違うため、ベビーカーやキャンプ用品など普段積むものを想定して実車を見るのが確実です。
ガソリン車なら50系
購入価格を抑えたい人にとって一番分かりやすい違いです。
60系の国内仕様はHEVとPHEVのみなので、2.0LガソリンRAV4が欲しいなら50系中古車を探すことになります。
年間走行距離がそれほど多くなく、自宅周辺の短距離移動が中心なら、HEVとの燃料費差だけで購入価格差を埋められるとは限りません。
逆に毎日の通勤距離が長い人なら、HEVの燃費性能が効いてきます。車両価格だけでなく、自分が年間何km走るかまで考えて比較してください。
最新装備なら60系
安全装備、ディスプレイ、音声認識、シフト操作などを重視するなら60系です。
50系の最終期もかなり装備は充実していますが、そもそもの電子機器や安全装備の設計時期が違います。
5年、7年、10年と長く乗るつもりなら、購入時点で新しい電子基盤や安全装備を持つ60系にお金をかける考え方も十分ありだと思います。
雪道はタイヤも重要
50系4WDも60系E-Fourも、雪道での発進や登坂では2WDより助けられる場面があります。
私も雪のある地域で50系4WDを使っていますが、「RAV4の4WDだから絶対大丈夫」と考えることはありません。
4WDは発進できても、ブレーキを踏んだときの制動距離を短くしてくれる装置ではないからです。
スタッドレスタイヤの状態、速度、車間距離、路面状況の確認が大前提。60系になって4WD制御が新しくなっても、この基本は変わりません。
カー用品は流用できない場合も
50系から60系へ乗り換えるときに注意したいのがカー用品です。
フロアマット、ラゲッジマット、スマートフォンホルダー、サンシェード、収納トレー、電装用品など、車種専用品は50系と60系で形状が違う可能性があります。
同じRAV4という名前でも、インパネやセンターコンソール、内装形状が変わっているためです。
「RAV4対応」とだけ書かれた商品を購入せず、対応年式や型式を確認してください。50系ならMXAA54など、60系ならAXAN64・AXAP64など、販売ページの適合情報を見ると安心です。
RAV4旧型の歴代モデル
50系や60系の位置付けを理解するには、歴代RAV4を一度見ておくと分かりやすいです。RAV4は1994年から続いているため、実はかなり歴史の長いSUVなんですよ。
| 世代 | 型式系統 | 登場時期 | 日本での特徴 |
|---|---|---|---|
| 初代 | XA10系 | 1994年 | コンパクトなクロスオーバーSUVとして登場 |
| 2代目 | XA20系 | 2000年 | ボディを拡大し実用性を向上 |
| 3代目 | XA30系 | 2005年 | 日本でも販売された旧型RAV4 |
| 4代目 | XA40系 | 2013年前後 | 海外中心で日本には通常導入されず |
| 5代目 | XA50系 | 2018年世界公開・日本2019年 | 日本市場へRAV4が復活 |
| 6代目 | 60系と呼ばれる世代 | 日本2025年末 | HEV・PHEVへ電動化 |
初代は今よりかなり小さい
1994年に登場した初代RAV4は、今のRAV4とはかなりキャラクターが違います。
当初は3ドアのコンパクトなボディが中心で、本格的な大型四輪駆動車より気軽に乗れるSUVとして登場しました。
現在のRAV4しか知らない人が初代を見ると、同じ車名とは思えないくらい小さく感じるでしょう。
2代目は実用性が向上
2000年に登場した2代目ではボディが拡大し、室内や荷室の実用性が高まりました。
初代が持っていた軽快な雰囲気を残しながら、少しずつ現在のファミリーSUVに近づいていった世代です。
3代目は2005年に登場
2005年に登場した3代目XA30系では、さらにボディが大きくなりました。
日本で「昔のRAV4」と言われたとき、この3代目を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
この世代のあと、海外では4代目へモデルチェンジしましたが、日本市場ではRAV4の新型が導入されませんでした。
4代目は日本未導入
XA40系の4代目RAV4は海外では2013年前後から展開されました。
しかし日本では通常販売されなかったため、日本のRAV4の歴史を見ると3代目から50系まで大きな空白があるように見えます。
厳密には3代目RAV4自体は日本でしばらく販売が続いていたため、「RAV4が10年以上ずっと販売されていなかった」という意味ではありません。
日本仕様RAV4のフルモデルチェンジという意味では、2005年の3代目から2019年の50系まで10年以上が空いたという理解が分かりやすいでしょう。
50系で日本市場へ復活
そうした流れで登場したのが2019年の50系です。
だから私は50系RAV4にかなり思い入れがあります。昔のコンパクトSUVから車格は大きく変わりましたが、「街でもアウトドアでも使える」というRAV4らしさは残っています。
◆りょうのワンポイントアドバイス
50系を単に「一つ前の旧型」と見るのは少しもったいないかなと思います。日本で久しぶりに登場したRAV4で、デザインや4WD、ガソリン・HEV・PHEVという選択肢まで含めて、この世代ならではの魅力があります。
中古RAV4なら50系が狙いやすい
ここまで読んで「結局、中古で買うならどれ?」と感じている人もいるでしょう。私なら、普段使いするRAV4を中古で探す場合、まず50系から見ます。
流通台数が多い
50系は2019年から長期間販売されたため、中古車市場で探しやすいのがメリットです。
ガソリン、HEV、PHEVがあり、グレードや駆動方式も複数あります。そのため予算や使い方に合わせて候補を変えられます。
60系はまだ新しいため、中古流通の中心になるには時間が必要です。登録済未使用車などが出る可能性はありますが、価格面で50系ほど中古らしいメリットを感じにくい時期もあるでしょう。
50系は同じ年式でも価格差があります
中古車は年式だけで決めず、走行距離、グレード、駆動方式、修復歴、装備、保証まで比べてください。1台だけを見て決めるより、複数の在庫を比較したほうが相場も分かりやすくなります。
価格を抑えたいならガソリン
私が50系をおすすめしやすい理由の一つがガソリン車です。
「RAV4には乗りたい。でも新型に450万円以上は出しにくい」という人は少なくないと思います。
そんな場合、無理に60系まで予算を上げず、状態の良い50系ガソリン車を探す選択肢があります。
HEVほど燃費は良くありませんが、購入費用とのバランスを取りやすいのが魅力です。
価格を抑えながらRAV4らしい外観、荷室、4WD性能を楽しみたいなら、私は50系をかなりおすすめします。
中古車は年式差を確認する
ただし、50系なら何を買っても同じではありません。
販売期間中に一部改良が行われ、安全装備、ディスプレイ、装備内容、グレード構成などが変わっています。
初期型は価格を抑えやすい一方、後期になるほど装備面で魅力が増える傾向があります。予算だけで年式を決めず、「欲しい装備がいつから搭載されたのか」を確認すると失敗しにくくなります。
整備履歴も確認したい
中古車では修復歴、定期点検記録簿、リコール対応状況、タイヤ、下回り、電装品などを確認してください。
降雪地域で使われていた車なら下回りの錆も見ておきたいところです。
初期の50系ではルーフレール周辺からの水の浸入が話題になった例もあるため、天井内張りのシミや補修歴なども確認すると安心です。
中古車の状態は1台ずつ異なります。ネット上の情報だけで判断せず、購入前には販売店へ整備履歴や保証内容を確認し、気になる部分があれば自動車整備の専門家にも相談してください。
60系を選ぶメリット
50系オーナーの私から見ても、予算が許すなら60系にははっきりした魅力があります。単に新しいというだけではありません。
長期間乗りやすい
これから新車で購入して10年前後乗るなら、60系は有力候補です。
安全装備やマルチメディアが新しい状態から乗り始められ、車両そのものの経年も当然少なくなります。
50系の初期モデルは2019年なので、2026年時点ですでに7年程度経過した個体もあります。長期保有を前提にすると、この年式差は無視できません。
燃費を重視しやすい
国内60系はHEVが入口になるため、日常的に走行距離が多い人には分かりやすい構成です。
Adventure HEVのWLTCモード燃費は22.9km/L、Z HEVは22.5km/L。ミドルサイズSUVとして燃費を重視したい人には魅力があります。
もちろん実燃費は道路状況、気温、エアコン、タイヤ、運転方法などで変わります。
最新のRAV4に乗れる
これは数字では表しにくい部分ですが、新型に乗る満足感もあります。
60系ではZ、Adventure、GR SPORTで外観の方向性がかなり違います。
「何年も乗るなら多少高くても今欲しいモデルを選びたい」という人なら、中古価格だけで50系へ決める必要はありません。
50系と60系はどちらがおすすめか
最終的には予算と使い方次第ですが、私は次のように考えています。
価格重視なら50系
購入費用を抑えたいなら50系です。
特にガソリン車まで候補に入れれば、中古車の選択肢が広がります。RAV4の外観や荷室、4WDといった基本的な魅力を楽しみながら、新型との差額を抑えられます。
「まずRAV4に乗ってみたい」という人にも選びやすいと思います。
ガソリン車なら50系
これはかなり明確です。
2026年8月時点の国内60系にはガソリン車がないため、2.0LガソリンRAV4を選びたいなら50系中古車が中心になります。
走行距離が少ない人や購入費用を優先する人には、まだ十分価値のある選択肢です。
最新装備なら60系
新しいToyota Safety Sense、大型ディスプレイ、エレクトロシフトなどを求めるなら60系。
車は数年間毎日使うものです。購入時に少し高くても、毎日使う装備に満足できるなら、その差にお金を払う意味はあります。
長期保有なら60系
これから10年近く乗るつもりなら、私は60系もかなり有力だと思います。
50系中古車は購入価格を抑えられますが、購入時点ですでに数年経過しています。タイヤやバッテリー、各種消耗品など、中古車ならではの維持費も考えておきたいところです。
私なら50系もまだ候補にする
私自身が50系オーナーということもありますが、新型が出たから50系を候補から外す必要はないと思っています。
フロントフェイスには今でも存在感がありますし、荷室は広く、運転支援装備も実用的。ガソリン車なら購入費用を抑えやすい点も魅力です。
60系はもちろん新しく、電動化や安全装備では進化しています。ただ、新型に450万円以上を出すか、50系中古車との価格差を別のことに使うかは、人によって答えが違いますよね。
◆りょうのワンポイントアドバイス
私なら「新型か旧型か」だけでは決めません。総予算を決めてから、同じ金額で買える50系と60系を比べます。50系なら上級グレードや低走行車を狙えることもありますし、60系なら最新装備を手に入れられます。どちらにお金を使いたいかで考えると選びやすいですよ。
乗り換えなら今の車の査定額も確認
50系から60系への乗り換えや、現在の車からRAV4への買い替えでは、下取り額によって実際の負担額が変わります。新しい車の値引きだけを見るのではなく、現在の車がいくらで売れるのかも同時に確認しておくと比較しやすくなります。
RAV4の世代選びでよくある疑問
最後に、50系・60系・旧型RAV4を調べている人から出やすい疑問に答えます。
RAV4の50系と60系に関するよくある質問(FAQ)
Q1. RAV4の50系とは何年式ですか?
A. 日本では2019年4月に発売された5代目RAV4が50系にあたります。ガソリン、HEV、PHEVがあり、販売期間中に一部改良も行われています。中古車を選ぶ際は「50系」という世代だけでなく年式や型式まで確認してください。
Q2. RAV4の60系はいつ発売されましたか?
A. 6代目RAV4は、日本ではHEVが2025年12月に発売され、PHEVは2026年3月に発売されました。2026年8月時点では国内仕様はHEVとPHEVで構成され、50系にあった2.0Lガソリン車は設定されていません。
Q3. XA50系とMXAA54は違うものですか?
A. XA50系は5代目RAV4の世代を表す呼び方として使われます。一方、MXAA54は日本仕様の2.0Lガソリン4WDなどで使われる具体的な車両型式です。部品やカー用品を購入する場合は、MXAA54など実車の型式で適合を確認するのがおすすめです。
Q4. RAV4の中古なら50系がおすすめですか?
A. 購入価格、流通台数、年式のバランスを考えると50系は候補にしやすい世代です。ガソリン・HEV・PHEVから選べる点も魅力。ただし車両状態には個体差があるため、修復歴、整備履歴、走行距離、保証、リコール対応などを確認して選んでください。
Q5. 50系から60系へ用品を流用できますか?
A. 商品によります。タイヤなど一部の規格が近い場合でも、フロアマット、収納用品、サンシェード、内装パーツなどは形状が異なる可能性があります。「RAV4用」という表示だけでは判断せず、対応年式やAXAN64・AXAP64などの型式を確認してください。
RAV4の50系と60系比較まとめ
RAV4の50系は2019年に日本へ登場した5代目、60系と呼ばれる新型は2025年末から国内販売が始まった6代目です。
- 購入価格を抑えたいなら50系中古車
- 2.0Lガソリン車が欲しいなら50系
- 最新の安全装備を求めるなら60系
- 新車で長期間乗るなら60系
- 50系はガソリン・HEV・PHEVから選べる
- 60系の国内仕様はHEV・PHEVとE-Fourが中心
- 世代名だけでなく実際の型式確認が重要
私は50系ガソリン4WDに乗っていますが、価格を抑えながらRAV4に乗りたい人なら、今でも50系をおすすめできます。
特徴的なフロントフェイス、広い荷室、4WD、普段使いに十分な運転支援装備があり、新型が登場したからといってRAV4としての魅力がなくなったわけではありません。
一方、60系には新世代のToyota Safety Sense、HEV・PHEV、新しいマルチメディアや操作系など、世代交代らしい進化があります。
あなたなら、新しい装備に予算を使いますか。それとも、購入価格を抑えて状態の良い50系を選びますか。
まずは新型の総支払額と、中古50系の実際の販売価格を比べてみると、自分に合うRAV4が見えてくると思います。
なお、車両価格、中古車相場、装備、燃費、安全機能、型式ごとの仕様などは販売時期やグレードによって異なる場合があります。正確な情報はトヨタ公式サイトや販売店で確認してください。中古車の状態や購入判断について不安がある場合は、販売店や自動車整備の専門家へ相談したうえで最終的に判断することをおすすめします。