RAV4新型60系と旧型50系を並べてボディサイズや荷室、後席、取り回しの違いを比較したイメージ

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RAV4新型と旧型のサイズ比較|60系と50系の違いを解説

こんにちは、RAV4 SIGHTのりょうです。

RAV4の新型60系が気になっているものの、「50系よりさらに大きくなった?」「今の駐車場にそのまま入る?」「中古の50系と新型60系では、荷室や後席の広さまで変わる?」と迷っていませんか。

私は50系RAV4のガソリン4WD「6BA-MXAA54」に乗っています。RAV4はもともと全幅が1,800mmを超えるSUVなので、カタログ上の数十mmの差でも気になりますよね。ただ、先に結論を言うと、60系はZを基準に見ると50系の標準系グレードと外寸がほぼ同じです。世代が変わったからといって、ひと回り大きなSUVになったわけではありません。

一方で、AdventureやGR SPORTは専用の外装によって全幅1,880mmとなるため、駐車環境によっては25mmの差を無視できません。また、買い替えで本当に見たいのは外寸だけではなく、荷室、後席、運転席からの見え方、最小回転半径まで含めた使いやすさです。

この記事のポイント

  • 60系と50系RAV4の外寸の違い
  • 室内と後席、荷室サイズの変化
  • 最小回転半径と実際の取り回し
  • 新型への買い替えと中古50系の選び方

60系と50系のサイズ結論

最初に、新型60系と旧型50系のサイズ差を一気に確認します。RAV4はグレードによってバンパーやフェンダーまわりが異なるため、「60系」「50系」という世代名だけで外寸をひとつに決めると誤解しやすい車です。

Zと50系標準系はほぼ同じ

60系Zのハイブリッドは、全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,680mm、ホイールベース2,690mmです。これに対して50系Xは、全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,685mm、ホイールベース2,690mm。全長と全幅、ホイールベースは同じで、全高は60系Zが5mm低いだけです。

つまり50系の標準的なボディから60系Zへ乗り換える場合、車庫に入れるときの基本的な車体感覚は大きく変わらないと考えやすいでしょう。60系になってデザインはかなり変わりましたが、日常で扱いやすい外寸を維持する考え方が見えます。

トヨタも新型RAV4の発表資料で、Zについて全長4,600mm、全幅1,855mmというパッケージを示しています。最新仕様は変更される場合があるため、購入前にはトヨタ公式のRAV4車両寸法も確認してください。

サイズ比較の要点

50系標準系から60系Zへの乗り換えなら、「新型になって大きすぎるのでは」と過度に心配する必要はありません。ただし、全幅1,855mm自体が一般的な小型車よりかなり広いため、今の50系で狭いと感じている場所が60系Zで急に楽になるわけでもありません。

Adventureは幅が25mm広い

注意したいのが60系Adventureです。全長4,620mm、全幅1,880mm、全高1,680mmとなり、Zより全長が20mm長く、全幅が25mm広くなります。左右合計25mmなので片側では約12.5mmですが、狭い駐車枠では数字以上に気になることがあります。

50系Adventureも標準系よりワイドな外装で、2019年発売時は全長4,610mm、全幅1,865mmでした。Adventureは世代をまたいで「標準系とまったく同じ外寸」ではありません。そのため中古車サイトで50系Adventureを見ている人も、新型Adventureと比べるなら個別の寸法を確認した方が確実です。

GR SPORTは全長も異なる

60系PHEVのGR SPORTは、全長4,645mm、全幅1,880mm、全高1,685mmです。ホイールベースは2,690mmでZやAdventureと共通ですが、専用の外装によって全長が最も長くなっています。

一方、PHEVのZは全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,685mm。新型RAV4という同じ世代でも、選ぶグレードで車庫への収まり方は変わります。「60系のサイズは何mm?」ではなく、「自分が買うグレードは何mm?」で見るのが正解です。

モデル 全長 全幅 全高 ホイールベース
50系X 4WD 4,600mm 1,855mm 1,685mm 2,690mm
50系G Zパッケージ 4,600mm 1,855mm 1,690mm 2,690mm
50系Adventure 4,610mm 1,865mm 1,690mm 2,690mm
60系Z HEV 4,600mm 1,855mm 1,680mm 2,690mm
60系Adventure HEV 4,620mm 1,880mm 1,680mm 2,690mm
60系Z PHEV 4,600mm 1,855mm 1,685mm 2,690mm
60系GR SPORT PHEV 4,645mm 1,880mm 1,685mm 2,690mm

上表は代表的な国内仕様を比べたものです。年式、グレード、装着品などによって確認すべき数値が変わる可能性があります。中古車では車検証や販売店の車両情報、新車では最新の主要諸元表を確認してください。

外寸を項目ごとに比較

ここからは全長、全幅、全高、ホイールベースを分けて見ていきます。同じ数十mmでも、日常で影響しやすい場所はそれぞれ違います。

全長は駐車時に影響する

60系Zは4,600mmで、50系Xと同じです。一般的な平置き駐車場なら、50系が問題なく収まっていた場所で60系Zだけが急に入らなくなる可能性は低いでしょう。

ただしAdventureは4,620mm、GR SPORTは4,645mm。50系XからGR SPORTへ替えると45mm長くなります。数値だけを見るとわずかですが、壁ぎわに前向き駐車する場合や、後方に自転車、物置、シャッターなどがある車庫では確認しておきたい差です。

自宅車庫では「駐車枠の長さ」だけを見るのではなく、バックドアを開けられる余裕も見てください。RAV4は荷室を頻繁に使う車なので、車体が入ってもバックドアが壁やシャッターに近すぎると、毎日の使い勝手が落ちます。

全幅は最も確認したい

私はサイズ比較で一番気にしたいのは全幅だと思っています。50系に乗っていても、古い住宅街の道、立体駐車場、店舗の狭い区画では、1,855mmの車幅を意識する場面があります。

RAV4 50系ガソリン4WDの側面から見た全長と車高のバランス

RAV4 50系ガソリン4WDのサイドビュー。50系標準系は全幅1,855mmです

60系Zも全幅1,855mmなので、50系標準系からなら大きな変化はありません。一方でAdventureとGR SPORTは1,880mm。25mm広がります。

ここで大事なのは、車体幅だけでなくドアを開く余裕です。駐車場の柱まで十分な距離があっても、隣に大きなミニバンやSUVが停まれば乗り降りが窮屈になることがあります。特に子どもをチャイルドシートへ乗せる家庭では、後席ドアをある程度開ける空間が必要です。

駐車場は公称サイズだけで決めない

機械式駐車場や立体駐車場には全幅、全長、全高、重量、タイヤ外幅など個別の制限があります。「全幅1,855mmだから大丈夫」と自己判断せず、利用する設備の管理会社や施設へ車両条件を確認してください。

全高差は小さい

50系はグレードによって全高1,685~1,690mm程度、60系は1,680~1,685mmです。新型になって背が高くなったのではなく、むしろ数値上はほぼ同等か少し低い設定です。

普段の道路で5~10mmの差を体感する場面はほとんどないでしょう。ただ、高さ制限が厳しい駐車設備では数mmでも規定が優先されます。またルーフボックスやキャリアを装着する場合は車両本体の全高とは別に考える必要があります。

ホイールベースは同じ

50系も60系も代表的な国内仕様ではホイールベース2,690mmです。ホイールベースは前輪と後輪の中心間の距離で、室内の取り方や走行時の落ち着き、旋回感覚にも関係します。

60系は外観が大きく変わったため、写真だけだと車体そのものも大型化した印象を受けるかもしれません。しかし土台となる前後輪の間隔は変わっていません。新旧比較で「見た目ほど寸法差は大きくない」と言える理由のひとつです。

50系と60系のパワートレーン、安全装備、価格まで含めて比べたい場合は、RAV4の50系と60系の違いを比較した記事も参考にしてください。

室内と後席の広さを比較

外寸がほぼ同じなら、室内もまったく同じなのか。ここは買い替えで気になりますよね。室内寸法では小さな変化がありますが、数字だけで「新型の方が狭い」「旧型の方が広い」と決めるのは早いです。

室内寸法はわずかに変化

50系XやG Zパッケージの代表的な室内寸法は、室内長1,890mm、室内幅1,515mm、室内高1,230mmです。60系ZやAdventureでは、室内長1,880mm、室内幅1,525mm、室内高1,220mmとなっています。

比較項目 50系標準系 60系Z・Adventure 差
室内長 1,890mm 1,880mm 60系が10mm短い
室内幅 1,515mm 1,525mm 60系が10mm広い
室内高 1,230mm 1,220mm 60系が10mm低い

10mm単位の差なので、これだけで快適性を判断するのは難しいです。シート形状、着座位置、ドア内張り、センターコンソールの張り出し、天井形状などでも体感は変わります。身長や座高によっても印象はかなり違うでしょう。

そのため、室内寸法は参考値として見つつ、購入候補の実車に座るのがおすすめです。特に家族全員で乗るなら、運転席だけでなく助手席と後席も同じ日に確認した方が分かりやすいですよ。

後席は家族で確認したい

私の50系では、後席にチャイルドシートを設置して普段使いしています。未就学児がいる家庭では、後席の数値以上に「子どもを乗せやすいか」「前席を自分の運転位置まで下げても足元に余裕があるか」が大切です。

RAV4 50系の後席にチャイルドシートを設置した状態と足元スペース

RAV4 50系の後席にチャイルドシートを設置した状態

私は身長が高めなので、運転席位置を後ろへ取ります。それでも50系は3人家族の日常用途で後席に大きな不満はありません。ただし、後席に大人3人で長時間乗る、チャイルドシートを複数置く、といった使い方なら話は別です。

60系は室内幅が10mm広がっていますが、それだけで後席の使いやすさが劇的に変わるわけではありません。新型への乗り換えを考えるなら、普段使っているチャイルドシートと同程度の大きさを想像しながら、ドア開口や足元まで見てください。

◆りょうのワンポイントアドバイス

ショールームでは運転席だけ座って満足しがちですが、家族で使うなら自分の運転位置を先に合わせ、そのまま後席へ移って膝まわりを確認すると実生活に近い感覚がつかめます。数字が10mm変わることより、この確認の方がずっと重要ですよ。

荷室サイズと使い勝手を比較

RAV4を選ぶ理由として、荷室の広さを重視する人は多いと思います。キャンプ、旅行、ベビーカー、買い物、タイヤの運搬まで考えると、外寸より荷室の方が日常への影響は大きいかもしれません。

60系は749Lへ拡大

トヨタの新型RAV4発表資料では、60系のラゲージ容量はVDA測定法で749Lとされています。従来型Gの733Lから16L増えました。さらに後席を倒したときの床の傾斜を緩やかにし、長い荷物を積みやすくした点も新型の変化です。

16Lという数字だけなら「ほとんど変わらない」と感じるかもしれません。ただ荷室は総容量だけでなく、床の高さ、側面の張り出し、開口部、後席を倒したときの段差で使い勝手が変わります。容量が何L増えたかより、自分が積む物がどの向きで収まるかを見る方が実用的です。

新型の荷室に関する公式情報は、トヨタの新型RAV4発表資料でも確認できます。

50系の荷室は実用十分

私の50系ガソリン4WDでも、普段の買い物や家族で出かける荷物なら十分な広さがあります。キャンプで1泊する程度の荷物も積めますし、3人家族の一般的な使い方で「荷室が小さくて困る」と感じる場面は多くありません。

RAV4 50系ガソリン4WDの後席を起こした状態のラゲッジルーム

RAV4 50系ガソリン4WDの後席を起こした状態の荷室

中古の50系を検討している人は、「新型より16L少ない」という数字だけで候補から外す必要はないでしょう。普段積むのがベビーカー、買い物袋、スーツケース、アウトドア用品なら、実車で同程度の荷物を想像すると判断しやすくなります。

実測すると形の違いが分かる

荷室はカタログ容量だけでは分かりにくいので、私は50系のラゲッジに実際にメジャーを当てて確認しています。測ると分かるのは、荷室は単純な直方体ではないということ。タイヤハウスや内張りの張り出しがあるため、場所によって使える幅が変わります。

RAV4 50系のラゲッジルーム幅をメジャーで実測している様子

50系RAV4の荷室幅を実車で確認している様子

大きな収納ケースやクーラーボックスを積む人は、容量のL表示だけでなく荷物そのものの横幅と奥行きを測っておくと安心です。60系へ買い替える場合も、今50系で使っている収納ボックスがそのまま使えるかを確認しておけば失敗が減ります。

バックドアの開き方も見る

荷室を使うときは、荷室そのものの広さだけでなくバックドアを開けられる空間も必要です。RAV4のような背の高いSUVでは、後方に壁が近い車庫や天井の低い場所で、ドアの動く範囲が気になることがあります。

RAV4 50系のパワーバックドアを開けた状態と荷室開口部

RAV4 50系のパワーバックドアを全開にした状態

自宅で後ろ向きに駐車するなら、バンパーから壁まで何mmあるかだけでなく、その位置でバックドアを安全に開けられるかも見てください。車体が数十mm長くなるグレードへ替えたことで、これまで余裕があった場所がぎりぎりになる可能性もあります。

また、ベビーカーやキャンプ用品を積み込むときは、人が後方に立つ場所も必要です。駐車枠へ収まることと、荷室を快適に使えることは別。RAV4を荷物の多い用途で選ぶなら、車庫の後方余白まで含めて考えると失敗しにくいです。

車中泊は人数で印象が変わる

荷室が広いRAV4を見ると「車中泊も余裕では?」と思うかもしれません。1人や2人なら工夫しやすいですが、私の家庭のように身長が高めの大人2人と未就学児1人の3人で寝るとなると、50系で快適と言い切れる広さではありません。

寝るだけなら可能でも、着替えや荷物の置き場まで考えると余裕は減ります。キャンプでテント泊をして荷物を運ぶ車として使うなら十分ですが、家族3人が毎回車内で寝る前提なら、実際の就寝姿勢まで試した方がいいでしょう。

60系は荷室容量が増え、後席を倒したときの床も使いやすくなっています。それでも「16L増えたから3人車中泊が一気に快適になる」とは考えない方が現実的です。車中泊では長さだけでなく横幅と荷物置き場が効いてきます。

取り回しと視界を比較

サイズ表を見て「ほぼ同じなら運転感覚も同じ」と考えたくなります。ただ、私はここを数値だけで決めない方がいいと思っています。ボンネット形状、ピラー、ミラー、着座位置、カメラ表示などで、運転席から受ける印象は変わるからです。

最小回転半径も確認する

50系Xの17インチタイヤ仕様では最小回転半径5.5m、19インチを履くG ZパッケージやAdventureでは5.7mです。60系の主要グレードは5.7mとなっています。

50系Xから60系へ替える場合は、カタログ上の最小回転半径が0.2m大きくなる組み合わせがあります。一方、私のような50系の19インチ系グレードからなら5.7mで変わりません。

最小回転半径はUターンや狭い駐車場での切り返し回数に関係します。ただ、同じ5.7mでも運転席から前端や四隅をつかみやすいかで扱いやすさは変わります。数字は大切ですが、数字だけで終わらせないことです。

運転席からの見え方は別物

RAV4 50系の運転席から見たステアリングと前方視界

RAV4 50系の運転席から見たステアリングと前方の様子

実際に試乗すると、視界の範囲や取り回しは、数値から想像していた感覚と違うことがよくあります。新型はフロントまわりのデザインや運転席の表示系も変わっているため、50系と寸法が近くても「同じ感覚で運転できる」と決めつけない方がいいでしょう。

ただし、最初に違和感があったからといって、それだけで候補から外す必要もありません。車幅感覚やスイッチ位置は慣れで自然になる部分があります。試乗では「怖くて運転できない」のか、「少し違うけれど慣れそう」なのかを分けて考えてみてください。

◆りょうのワンポイントアドバイス

できれば試乗は広い幹線道路だけで終わらせず、販売店が許す範囲で右左折、狭めの道、駐車まで試したいです。私は車のサイズを見るとき、まっすぐ走っている時間より「曲がる・寄せる・止める」の感覚を重視します。

駐車場で見るべきポイント

RAV4のサイズが購入後に問題になるとしたら、毎日使う駐車場が一番現実的です。車両寸法だけでなく、周囲の構造と人の動きまで合わせて考えましょう。

自宅はドア開閉まで測る

まず自宅駐車場では、幅と長さをメジャーで測ってください。そのうえで、壁、柱、フェンス、給湯器、自転車、物置など、ドア開閉や切り返しに関係する物も見ます。

60系Zと50系標準系は全幅1,855mmで同じですが、Adventureは1,880mmです。左右の余白がもともと少ない家では、25mmの差でも毎日の乗り降りに影響するかもしれません。

特に小さな子どもを後席へ乗せる場合、車体が枠内に入るだけでは足りません。チャイルドシートのベルトを締めるために体を入れられる程度までドアを開けられるか。ここまで見ておくと購入後の「こんなはずじゃなかった」を防ぎやすくなります。

立体駐車場は規格を確認

商業施設の自走式立体駐車場ならRAV4が利用できる場所は多いですが、すべての設備に入れるとは限りません。特に機械式は全長、全幅、全高、重量、タイヤ外幅などの上限が細かく決まっています。

「今の50系が入っているから60系Adventureも大丈夫だろう」と考えるのは避けたいところです。ZとAdventureでは全幅が違いますし、PHEVは車両重量も増えます。設備の利用可否は管理会社や運営者へ確認してください。

狭い道路はミラーも意識

公表される全幅は、一般にドアミラーを含めない車体幅です。狭い住宅街やすれ違いでは、実際にはミラーの張り出しも意識することになります。

私も50系で細い道へ入ると、対向車との距離や道路脇の電柱を意識します。60系Zは車体幅が同じなので大きく環境が変わるわけではありませんが、Adventureの1,880mmを選ぶなら普段使う道を一度思い浮かべてみてください。

雪が多い地域では、冬に道路脇の雪で実際に使える道幅が狭くなることもあります。夏は問題なくても冬だけ気を使う道があるため、RAV4を通勤や送迎で毎日使う人ほど生活圏で考えるのがおすすめです。

買い替えと中古購入の判断

サイズ差を確認したら、最後は「新型60系へ乗り換えるか」「価格を抑えて50系中古を選ぶか」という購入判断につながります。ここではサイズ面から考えやすい基準を紹介します。

50系から60系は移行しやすい

50系標準系のサイズに不満がないなら、60系Zはかなり移行しやすい候補です。全長4,600mm、全幅1,855mm、ホイールベース2,690mmが共通なので、車庫や道路環境を大きく変えずに新型へ移りやすいからです。

一方で新型を選ぶ理由はサイズではなく、ハイブリッド化、PHEV、先進安全装備、ディスプレイや操作系、荷室の使い方などにあります。つまり「大きさが変わらないなら50系でいい」とも、「新型だから広くて絶対快適」とも言い切れません。

60系の価格やグレードごとの装備差も含めて検討するなら、新型RAV4の価格とグレード比較もあわせて確認してください。

中古50系はサイズで不利ではない

中古で50系を探している人にとって、60系と外寸が大きく変わらない点は安心材料です。50系は旧型になりましたが、「旧型だから新型より一回り小さくて室内もかなり狭い」という関係ではありません。

むしろ50系にはガソリン車とハイブリッドがあり、中古価格、燃費、駆動方式、装備の選択肢が多いのが特徴です。サイズが同程度なら、予算と使い方で50系を選ぶ考え方も十分あります。

50系RAV4の中古車を探すなら

60系と50系では標準系のボディサイズに大きな差がないため、「新型ほどの予算はかけたくないけれど、RAV4の広さや使い勝手は欲しい」という人には50系中古も有力な選択肢です。

ただし、中古車は同じ年式・グレードでも走行距離や装備、車両状態によって価格がかなり変わります。1台だけを見て決めず、まずは希望条件に近い50系RAV4が現在いくらで販売されているのか比較してみると判断しやすいですよ。

RAV4の中古車を探してみる

※中古車の価格、在庫、保証内容、諸費用は販売店や車両によって異なります。契約前に支払総額と車両状態を必ず確認してください。

ガソリンとハイブリッドのどちらが合うか迷う場合は、RAV4ガソリンとハイブリッドの比較で燃費や中古購入時の考え方を詳しく紹介しています。

中古車は年式とグレードを見る

「RAV4 旧型 サイズ」で調べて50系中古へたどり着いた場合は、掲載ページの年式とグレードを必ず見てください。同じ50系でもX、G、G Zパッケージ、Adventureでは外寸やタイヤサイズが同じとは限りません。

例えば50系Xは全幅1,855mmですが、Adventureは2019年発売時で全幅1,865mmです。また最小回転半径も17インチ系のXでは5.5m、19インチ系では5.7mとなる仕様があります。中古車の写真だけを見て「50系なら全部同じ大きさ」と思わない方が安心です。

さらに社外ホイール、ルーフキャリア、エアロなどが装着された中古車では、純正状態とは使い勝手が変わることがあります。特に高さ制限のある駐車場を使う人は、購入する現車の装着品まで確認してください。販売車両の正確な仕様は販売店に確認するのが確実です。

中古50系を探すときのキャッシュポイント

中古車は同じ50系でも年式、走行距離、グレード、修復歴、装備で価格が変わります。候補を1台に決める前に複数の販売車両を比べ、「この条件ならいくらが相場なのか」を見ておくと判断しやすくなります。支払総額、保証内容、整備条件まで確認してください。

Adventureは実車確認したい

見た目でAdventureに惹かれているなら、サイズ差を理由に諦める必要はありません。ただし60系Adventureは全幅1,880mmなので、50系標準系からは25mm広くなります。

数字としては小さく見えても、毎日使う自宅車庫や職場の駐車場でどう感じるかは人それぞれです。新型RAV4のZとAdventureで迷っている場合は、ZとAdventureの装備差と選び方も確認し、デザインだけでなく駐車環境まで含めて選んでください。

乗り換えは査定額も比べる

50系から60系へ買い替える場合、車両価格の差だけを見るのではなく、今のRAV4がいくらで売れるかまで含めて考えると現実的です。新型の支払総額が同じでも、下取りや買取額が変われば実際の持ち出しは変わります。

ディーラー下取りは手続きが分かりやすい一方、買取店の査定額と同じになるとは限りません。乗り換え前に複数の査定条件を確認し、下取り額と買取額を比べることで、自分の50系の現在価値を把握しやすくなります。

60系へ買い替える前に50系の価値を確認

新型60系への買い替えを考えているなら、見積もりを取る前後で現在乗っている50系RAV4の買取価格を確認しておくのがおすすめです。

例えばディーラーの下取りが200万円でも、買取店では条件によってそれ以上の査定になる可能性があります。逆に必ず買取店の方が高いとは限りません。だからこそ、先に相場を把握しておけば、新型購入時の下取り額が妥当なのか判断しやすくなります。

査定を受けたからといって、その場で売却する必要はありません。まず現在のRAV4がいくらくらいになるのか確認し、60系へ乗り換えるための実質的な負担額を計算してみるといいでしょう。

車買取相場データベース

※査定額は年式、グレード、走行距離、車両状態、地域、中古車市場の需要などによって変動します。表示される査定額や買取価格を保証するものではありません。

新車を長期間所有する予定がない人は、購入だけでなくカーリースを比較対象に入れる方法もあります。ただし走行距離制限、中途解約、返却時の条件、総支払額などは契約ごとに異なるため、月額の安さだけで決めないでください。正確な条件は各サービス提供会社へ確認しましょう。

サイズ比較で後悔しない確認方法

カタログを読み込むほど数値に目が行きますが、最終判断は実車が基本です。RAV4は全幅が広いSUVなので、試乗と駐車確認の価値はかなり大きいと思います。

試乗では生活圏を意識する

試乗コースが広い道路だけなら、RAV4のサイズはそれほど気にならないかもしれません。確認したいのは、普段の生活で遭遇する場面です。

例えば右折待ちから狭い道へ入るとき、コンビニで前向き駐車するとき、バックで枠へ入れるとき、左側を縁石へ寄せるとき。こうした場面で「車体の端が分かりやすいか」「切り返しが苦にならないか」を見ます。

販売店によって試乗できる範囲やコースは違います。無理なお願いはせず、気になる駐車環境があることを伝えて、確認できる方法を相談するといいでしょう。

荷物の寸法も測っておく

荷室を重視するなら、車だけではなく荷物側も測ってください。ベビーカー、キャンプ用コンテナ、クーラーボックス、ゴルフバッグ、スーツケースなど、大きな物の寸法をメモしておくと実車確認が一気に具体的になります。

「749Lだから広い」ではなく、「幅○mmの箱を横向きに置けるか」と考えると、購入後の使い方を想像しやすいです。50系から60系へ替える人は、今使っている荷室用品がそのまま流用できるかも確認ポイントになります。

家族全員で座ってみる

RAV4は5人乗りですが、5人全員が同じ体格ではありません。大人2人と子ども1人、大人4人、大人2人と子ども3人では、必要な後席空間も荷室も変わります。

私の使い方では、身長が高めの夫婦2人と未就学児1人の3人家族で、普段使いや1泊キャンプの荷物なら50系で十分です。一方、3人で車中泊まで快適にこなそうとすると余裕は少なくなります。

だから、ネット上の「広い」「狭い」という評価より、あなたの家族がどう使うかが大切です。あなたはRAV4に誰を乗せ、何を積み、どこへ行くことが多いでしょうか。そこから必要なサイズを逆算すると選びやすくなります。

◆りょうのワンポイントアドバイス

サイズ表は候補を絞るために使い、最後は実車で答え合わせをする。この順番がおすすめです。数値が同じでも視界やシート位置で印象が変わりますし、逆に数十mm違っても実際にはほとんど気にならないこともあります。

RAV4サイズのよくある質問

新型60系と旧型50系のサイズを比べるときに、特に疑問になりやすい点へ回答します。

RAV4のサイズに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 新型60系RAV4は50系より大きいですか?

A. Z同士の基準で見ると、大幅には大きくなっていません。60系Z HEVは全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,680mmで、50系Xの全長4,600mm、全幅1,855mmとほぼ同じです。ただし60系AdventureやGR SPORTは全幅1,880mmなので、選ぶグレードごとに確認してください。

Q2. RAV4の全幅1,855mmは運転しにくいですか?

A. 広い道路では過度に気にならなくても、狭い住宅街や駐車場では車幅を意識する場面があります。運転経験や道路環境で感じ方が変わるので、購入前に試乗し、自宅周辺に近い状況で取り回しを確認するのがおすすめです。

Q3. 60系RAV4の荷室は50系より広いですか?

A. トヨタ公表では60系のラゲージ容量はVDA測定法で749L、従来型Gは733Lで、16L増えています。さらに後席を倒したときの床の傾斜も緩やかになりました。ただし実際の積みやすさは荷物の形によるため、よく使う荷物の寸法と合わせて確認してください。

Q4. 50系RAV4は中古でも十分な広さがありますか?

A. 一般的な5人乗りSUVとして十分な室内と荷室があります。私の3人家族では普段使いや1泊キャンプの荷物で大きな不満はありません。一方、家族3人で快適な車中泊まで求めると余裕は少なく感じます。用途に合わせて実車を確認してください。

Q5. 50系から60系へ買い替えるなら何を確認すべきですか?

A. 外寸だけでなく、最小回転半径、運転席からの視界、後席、荷室、駐車場との相性まで確認してください。さらに乗り換え費用は現在の50系の査定額で変わるため、新型の見積もりと売却条件をあわせて比べると判断しやすくなります。

50系から60系へ乗り換えるか迷っている方へ

60系Zと50系標準系ではボディサイズがほとんど変わらないため、サイズ面だけなら比較的乗り換えやすい関係です。

一方で、実際に買い替えるかどうかは新型の購入価格と現在の50系の売却価格の差で考える必要があります。

まだ乗り換えると決めていなくても、現在の査定額が分かれば「あと何万円あれば60系へ移れるのか」が見えてきます。ディーラーへ行く前の判断材料として確認しておくのもひとつの方法です。

車買取相場データベース

新旧RAV4は実車で決める

RAV4の60系と50系をサイズで比べると、新型Zと50系標準系の外寸は驚くほど近いことが分かります。60系Z HEVは全長4,600mm、全幅1,855mm、ホイールベース2,690mmで、50系Xと主要な寸法が共通です。

一方、60系Adventureは全長4,620mm、全幅1,880mm、GR SPORTは全長4,645mm、全幅1,880mmです。新型だから一律に大きいのではなく、グレードによる違いを分けて見る必要があります。

  • 60系Zと50系標準系は外寸がほぼ同じ
  • AdventureとGR SPORTは全幅1,880mm
  • 60系の荷室は749Lで従来型Gより16L拡大
  • 50系はグレードにより最小回転半径5.5~5.7m
  • 買い替えでは外寸だけでなく後席と荷室、視界も確認

私は実際にRAV4へ乗っていて、数値だけでは分からない部分が意外と多いと感じています。特に視界と駐車は、試乗して初めて「思っていたより扱いやすい」「想像より幅を感じる」と分かることがあります。

だからこそ、サイズ表で候補を絞ったら最後は実車確認です。少し違和感があっても慣れで解消する部分はありますが、自宅駐車場に物理的に入らない、後席ドアを十分に開けられないといった問題は慣れでは解決できません。

車両寸法、価格、装備などは年式や仕様変更で変わる可能性があります。正確な情報はトヨタ公式サイトや購入予定の販売店で最新情報をご確認ください。中古車の状態や査定額も車両ごとに異なるため、最終的な購入・売却判断は販売店、買取会社、各サービス提供会社へ相談することをおすすめします。

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りょう

RAV4 SIGHTを運営している「りょう」です。RAV4 50系ガソリン4WD(6BA-MXAA54)を実際に所有し、日常使いや雪道での経験をもとに情報を発信しています。実車で確認できることは自分で確かめ、車両仕様や制度などはトヨタ公式や公的機関の情報も確認しながら、RAV4の購入・使い勝手・カー用品などを分かりやすく紹介しています。

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